ジニー


ジニー

 新たなエネミー種別。
 サマルカンド地方に比較的多く見られる魔物。
 神々の眷属である巨人と精霊が交わる事によって生み出された種族。霊的な存在であり、通常は物質界に存在する事ができないが、その分生みの親である巨人よりもさらに神々に近い力を有している。
 必ず属性を持っており、具象化する場合は下半身がその象徴に包まれた、足のない巨人の姿として現れる。
 普段は指輪やランプといった道具の中に封印されており、その道具の所有者となった人間と契約を結ぶ。そして所有者が特定の条件(個体ごとに異なる)を満たした時に具象化し、その願いを叶えるためだけに力を行使する事ができる。
 そのため、大概のジニーはこの契約と力の行使を喜びと考えている。
 なお契約には回数の制限(ほとんどの個体が3回まで)があり、それを終えた場合は二度とその人間と契約を結ぶ事はできない。
 ちなみに、邪神の眷属である魔族も精霊との間にジニーをもうける事ができる。こうして生まれたジニーは通常のジニーと異なり、契約した回数だけ願いを叶え終えた後、その契約者を殺そうと襲いかかってくる。
 能力は個体ごとにさまざまであるが、比較的よく見られるのはファイアジンである。