キャラ設定-アウラ


『反鏡の影』アウラ

性別:男
身長:180cm
年齢:外見年齢38歳・実年齢不詳
髪型:緑色の短髪。オールバックにしている
服装:灰色の紳士服にネクタイ(サラリーマンがイメージに近い)。
外見:左右の目の色が異なっている(右目が青、左目が緑)。やや細身。
性格:普段は穏やかで口数も少ないが、戦いになると性格が豹変し、冷静に、冷酷に敵を抹殺する。
人称:[自分]私[他人]貴方
癖:口笛を吹く。暇があればルービックキューブをいじる
趣味:ルービックキューブを始めとするパズル類
備考:その目で見た資料や光景、体験した事象や現象に至るまでをただ一度で覚え、理解する「異能者」。
とある世界で、世界中のマナを監視、管理する「管理者」という仕事に就いていたが、その世界に現れたエターナル達の戦いによってマナが狂い始め、暴走を食い止めるために試行錯誤するも止められず、さらにエターナル同士の戦いを止めようとした同僚は全員死亡してしまう。
世界中のマナが暴走し、消滅を迎えた瞬間、膨大な力で開かれた「門」によって時の狭間に飛ばされ、そこを彷徨っていたところ、『擬似』の目に留まり、そのまま契約をなす。
世界を滅ぼされ、同じ「異能者」たる悩みや苦しみを分かち合った同僚を奪われた彼は、その原因たる秩序、混沌のエターナルを滅ぼす為の道を歩む…

―ああ、またですか…
また来たのですか、また、奪いに…
生憎、今の私からは何も奪えないでしょう。何も持っていませんし…
持っていたとして、むざむざ奪わせる気もありませんし…
代わりといっては何ですが、贈り物を差し上げましょう…
どうぞ遠慮せずに受け取って下さい。
己に殺されるという、最高の死を…

永遠神剣第二位『擬似』

位:第二位
性格:丁寧な口調と物腰をしている。基本的には戦いを好まないが、やるとなればやる。恐ろしいほどの切れ者で策士。
呼称:[自分]我[契約者]主
形態:利き手に履くタイプのドライバーズグローブのような手袋。手の平の部分に鏡がついている。
能力:手の平の鏡に相手を映し、「ミミック」というキーワードを唱えることで能力を発動。
鏡に映った相手の姿、形、能力の全てをそのままにコピーして、契約者を「変身」させる。また神剣もコピーの対象である。
相手をコピーし終えた後、さらにその上からアウラ自身の能力を上乗せするため、コピーといってもその力はオリジナルを凌駕する。
神剣に関しては姿、形はコピーできるが、能力はコピーできない。例えば『無我』をコピーした場合、あの巨大な姿、形、それと契約者に与える力はコピーできるが、『無我』自体が持つ「空間操作」という能力や、保有する神剣魔法まではコピーできないのである。

その問題は、『擬似』自体が持つ神剣魔法でカバーする。

イミテーション:その名のとおりの魔法。見た目普通のシールドを展開する。そしてこのシールドが受けた相手からの特殊な体術的動き、魔道的な力をコピーし、使用可能とする。

スティール:「イミテーション」の強化型。相手の技や魔法、神剣の能力の発動を強制的にキャンセルし、その能力を使用可能にする。
さらに相手は「スティール」の対象となった技や魔法、神剣の能力が使用不可能になる。これはアウラが変身を解除するか、死ぬまで続く。
「スティール」には一度の変身に付き2回という使用制限がある。

これらでコピーした能力は、変身を解除した際にキャンセルされるが、アウラの記憶には残るため、「炎」や「雷」等の属性を持たない、単純にマナやオーラのみで構成される術や能力(例:オーラフォトンビームやオーラフォトンバリア)などは、アウラ自身が構築し使用する事もできる。

本来これらのコピー能力は、むやみに使い過ぎると契約者の「容量」を超えてしまい、良くて「変身」の強制解除、悪ければ情報がパンクして、そのまま廃人となってしまう。歴代の『擬似』の契約者の最高記録でも、「能力」のコピーは五つ程度が限界であった。
しかしアウラの「異能者」としての能力と、『擬似』の能力の辻褄が合い、アウラは相手からコピーした「能力」が十を超えても、今のところそのような状況になったことは無い。

形状から判る通り、本来の直接的な戦闘力はゼロ。バリアは強靭なものが展開できるが、攻撃は一切不可能。
また、保有する神剣魔法の「イミテーション」や「スティール」はコピーした相手にしか効果をなさない。
そのため、何らかの対象をコピーしていない状態での戦闘能力は、すべて契約者に依託される。

―主よ、戦いの時だ。そう、主が望みし戦いの時。
ならばそれは我が戦いの時でもある。
我らが力、我らが智謀、その全てを尽くそうぞ。
我らが姿は偽り、なれどそれは彼の者達の真実なり…