アプリケーション
インストール †
基本構成 †
ドキュメントクラス †
- 文書ファイルの最初に書いて文書の種類を指定する
\documentclass{...}
- jarticleだと,普通なのだが,横幅の制限等がかかる
- 横書きに適しているのはjsarticleの方かもしれない
TeX関連ファイル †
バッチファイル †
- あらかじめ,コマンドプロンプトで行う実行コマンドをテキスト文書で書いておく
- 一発でそれらのコマンドを全て行わせることにより,作業が効率的になる
- EmEditorでの設定
- 「ツール」→「外部ツールの設定」にて,「関連付けられたプログラム」のプロパティで設定変更を行う
- その中のコマンドの所に,作ったバッチファイル(.bat)を指定する
- 次からはツールバーのトンカチのマークを選択するだけでバッチファイルが実行される
- 初期ディレクトリに「$(Dir)」で,ファイルを保存するにチェックを入れる
文書スタイル †
- TeXの表示,特に文書配置などを指定するためにスタイルファイル(.sty)やクラスファイル(.cls)などを用いる
- ソースファイルと同じフォルダに置き,ソースの文頭で呼び出せば文書スタイルが反映される
- 信学技報でieicej.clsファイルを呼び出す例
\documentclass[technicalreport]{ieicej}
- 中間発表原稿でoiwake_a4.styを呼び出す例
\documentclass[a4paper, twoside, twocolumn, notitlepage]{jarticle}
\usepackage{oiwake_a4}
bibファイル †
- 参考文献のために用いる
- 著者名や題名などをタグでまとめたbibファイル(.bib)を用意しておけば,ソース内にそのファイルを指定するだけで文献部分が表示されるようになる
画像の扱い †
画像ファイル †
- TeXでは基本的にJPGなどではなく,ベクター画像形式を用いる
PS*1ファイル †
- Adobeが開発したページ記述言語
- プリンタの方にプログラム言語として画像を渡して計算させることにより,画像の環境依存を無くす事に成功した
EPS*2ファイル †
- 他のメディアに埋め込む画像に関して,PostScritpをベースとした画像ファイルフォーマット
- ベクター,ビットマップ画像どちらにも対応している
- 当然ベクター画像の方が,印刷環境に依存せず,きれいに出力される
TeXでの書き方 †
- graphicxのパッケージを用いる.
\usepackage[dvips]{graphicx}
- 次に,画像の部分ではfigure環境において,指定も状況に合わせて行う.
\begin{figure}[htbp]
\begin{center}
\includegraphics[width=0.5\textwidth,angle=0,clip]{gazou.eps}
\caption{gazou}
\label{gazou}
\end{center}
\end{figure}
- WARNINGが出て画像が90度回転させられてしまった場合
- 逆に回転仕返してやればいい(angle=270など)
- ラベル指定
- 表や図を作成した時に,それらのタイトルである「\caption{}」とは別に,ラベル名を指定しておく
- そうすることにより,文章中でその表や図を指定する際は,番号部分に「\ref{ラベル名}」を挿入することで簡単に指定が出来る
- ぶちぬき
- 2段フロートのパッケージ
\usepackage{nidanfloat}
- 特別figure
figure*
表の作成 †
- Excelで書きたい表を作成して,それをTeX用の書式に変換させるとラク
- インストール
- Excelのツールのアドオンで解凍したExcel2Tabular138PB.xlaを指定
- その後は,ツールを押したらExcel2Tabularのコマンドが出てくる
- 選んだらセル選択画面が出てくるので選んで,設定してクリップボードへコピー
- 警告で出てくるmultirowパケッージを確認して,貼り付ける
参考文献 †
書式 †
- 電子情報通信学会では、次のような書式になる
``(タイトル),''
- 括弧は前と後で記号が微妙に違う
- TeX処理を行うと、前と後の記号がひっくり返った形になる
- カンマを括弧内に入れる
スタイルファイル †
- 文献スタイルファイル(.bst)を指定する.(拡張子は書かない)
- 日本語の普通のだったら,jplain.bstを使うのが最も標準的か
- 電子情報通信学会の文献スタイルファイル(ieice.bst)
データベースファイル †
- 今まで読んだことのある文献を自分専用のbibファイルにまとめておくとすごく便利
- 文書中で引用したら,そのbibファイルの中から必要なものだけ抜き出すので,別に他にたくさんあっても構わない
- bibファイル内でのラベルを本文中で「\cite{ラベル名}」で呼び出す
- 文書中で使われたことになり,自動的に最後の文献リストに並ぶ
- 番号も引用した順につけてくれるのでとっても便利.
- bibファイルの要素
@article{iptelhyouka,
author = {高橋, 吉野, 北脇},
title = {{IP}電話サービスの通話品質評価技術},
journal = {信学論(B)},
year = 2005,
}
@techreport{ninchishikou,
author = {新井田,小野,中村},
title = {認知と嗜好から見た通信サービスのデザイン},
institution = {Brain研究会},
month = oct,
year = 2006,
}
- 種類によって@articleや@bookなどになる
- かっこは""じゃなくても{}でも良い
- 文献の種類によって,必須の要素が異なる
- 名前の部分は日本語だったら区切りは全角の「,」で区切る方が良いみたい
- 自動的にやってくれること
- 名前の省略変化,羅列表記(○,○,and ○みたいな)
- 学会名の正式表記,斜体表記(斜体はIEEEtranのみ)
- その他,情報を適した形に表記してくれる.
- 注意しなくてはいけないこと
- タイトルとかも勝手に変換されてしまう
- 入力したまま表記したいなら,{}で囲むと,大文字小文字まで正確に再現してくれる
便利な拡張 †
参考文献参照表示 †
参考文献の参照文字を変える †
\makeatletter
\def\@cite#1{\textsuperscript{(#1)}}
\renewcommand*{\@biblabel}[1]{(#1)\hfill}%参考文献数字を(○)にした #1の周りの表記で設定
\makeatother
参考文献の数字をまとめる,順番を並べる †
スペルチェック †
英文の文書だったら,英語のスペルミスをチェックするソフトがあるのでチェックする.
Aspell †
本体と辞書(各言語,英語ならen)それぞれをダウンロードして用いる.基本的にはコマンドプロンプトで扱う(ただしエディタでWinShellを使っていたら別らしい)
基本的に,まず環境変数でのPATHを通しておく.
C:\Program Files\Aspell\bin
そして,実際に使う.オリジナルの略語などは「I」コマンドで全て無視(Ignore All)を選択.
aspell --lang=en -c -t 調べたいtexファイル
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