海外の通信事業者


無線通信技術

  • 参考文献:「国際通信経済研究所-RITE」
  • 通信キャリアと端末メーカーが別になるのが基本
    • イー・モバイルの千本会長は、EM ONEの発売にSIMなしモデルの販売も見越した発言
      • 「要検討だが、SIMを開放するのが世の中の流れだ」

アメリカの携帯電話業界

シンギュラー・ワイヤレス

  • AT&Tとベルサウス
    • いずれ、AT&Tワイヤレスとして改名する事を言っている
    • AT&TワイヤレスのUMTS(W-CDMA)ネットワークを引き継ぐ形なので
  • GSM、W-CDMAを使用
  • iPhoneの独占契約

ベライゾン・ワイヤレス

  • ベライゾンとボーダフォン
  • 1位だったが、AT&Tが買収された事でシンギュラーに首位の座を奪われる
  • CDMA2000 1XEV-DOを採用
  • アナログの通信規格としてAMPS*1を使用

スプリント・ネクステル

  • CDMA2000 1XEV-DO Rev.Aへの移行に前向き
  • KDDIがMVNOとして参戦

欧州の主要な通信キャリア


ボーダフォン

  • HSDPAへの技術開発および実際のネットワークを使った実験などに積極的

オレンジ

  • やはりHSDPAに積極的
  • 移動中は3Gで、屋内ではWi-Fiを通じて家庭用のブロードバンドゲートウェイへの接続を行うFMCサービス

3UK

  • 3G携帯にアツい
    • 2003年3月3日に「3」のブランド名で開始

O2

  • NTTドコモと提携してiモードを用いたモバイル・インターネットサービスの提供開始を計画

Tモバイル

  • 2005年に世界初の2G・3G・Wi-Fi統合携帯データ端末(MDA IV)の発売計画を発表
  • 日本や韓国からの技術
    • BREWは韓国のKTFが最初
    • EVDOは日本と韓国がほぼ同時に世界で初めて商用化

ドイツの主要な通信キャリア

ボーダフォンD2

  • 最も積極的に3Gサービスを展開

O2 Germany

  • 自宅からの音声通話に固定電話料金を適用する格安携帯電話サービス

T-Mobile Germany

  • ホットスポットの建設を元に携帯電話網と固定通信網間のシームレスな相互接続に積極的

E-Plus

  • 音声サービスに注力し、屋内ではVoIPによる音声通信サービスが出来る携帯電話

QuamとMobilCom

  • 3Gから撤退?MobilComは周波数を返上したが、Quamは抵抗

韓国

  • 1990年代初頭に韓国の携帯電話通信方式を選択
    • 欧州方式(GSM)より、米国方式(CDMA)を選択
      • 端末メーカーがノキアやモトローラを相手にしなくて良いから
  • 3Gの展開と共に、テーマとなっているのは融合(Convergence)
    • ネットワークのAll-IP化か
    • 無線MANによるWiBroの展開と競合する可能性もあり、どうなるか分からない

端末メーカー

  • サムスン電子・LG電子の世界的シェアはジワジワと伸びていった
    • 欧州にまで、サムスン電子の「ANYCALL」ブランドが
    • 国内のシェアでは限界が目に見えていた
      • 海外に目をむける際、後発なので何か新しいことを
      • 超デザイン戦略「デザインがよくオシャレなデジタル商品」

SK*2テレコムとKTF*3

  • CDMA2000とW-CDMAの2種類の3Gサービスを提供するという世界的にも珍しい事例
    • ただ、後のW-CDMAはCDA2000サービスとの競合やカバレッジ、端末開発問題で遅れてる

LG*4テレコム

  • CDMA2000のみで3Gサービスを展開

クアルコム

  • CDMAの分野では独占的な市場占有率
    • チップセット(半導体回路)の供給
  • auがクアルコムと組む利点
    • 中長期的なロードマップ(技術開発予定表)を具体的に明らかに出来る
    • クアルコムからのワンチップ・ソリューションによりチップセット1つでコストダウン
      • DoCoMoは通信機能のベースバンドチップはパナソニックとNECの共同開発チップで、アプリケーションのチップは別

エリクソン

モトローラ


*1 Advanced Mobile Phone System
*2 SUNKYOUNG ソンギョン
*3 Korea Telecom Freetel
*4 Lucky GOLDSTAR, Life's Good