CANALAZZO 22号


CANALAZZO 22号

2006/06/26(月)発行

━━━(1面)【政治】市民大集会、運営委員選出法案を可決━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6月25日に開催された市民大集会において、議長提案の形をとってなされた運営委員選出法案をめぐって、議論は一時紛糾するも、賛成多数により法案は通過。
即日施行となった。

開会直後から行われた法案趣旨説明につづき、制度運用に関する質問などが相次いだ。
中には、反対論を唱える市民もいたが、法案採決では多数を持って可決。

委員選出にあたっては一時保留し、

市民間の各種連絡網の確立について
金交易船団の結成の奨励
北部地域視察中止の説明
エジプト探検隊の組織
今後の投資方針などが話し合われた。

最後に、立候補者やまた推薦者から委員メンバーを数名選出し、散会となった。

なお、その求められる役割として、会議を運営する議長職の補佐、市民行事の呼びかけ・運営幹事などが想定されているが、
「市民への指導権限などない」
と再三に渡って、趣旨説明が行われた。

一方、成立した運営委員選出に関する法律では、その任期について、終身制をとるなど、制度運用の実際を見て、修正を加えるべき点も多いとみられ、見切り発車の部分があることも否めないものになっている。

━━━(2面)【社会】アブドゥル・ハジル・バルサラ逮捕さる━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6月23日、ヨーロッパ中を震撼させた3名の脱獄犯のうち、アブドゥル・ハジル・バルサラ(32)がナイル川上流で逮捕された。

この日、バルサラ補足に成功したとの報を受けて、アムステルダムには各国から派遣された1000隻に迫る追捕隊が集まり、ネーデルランド海軍の情報を元に追捕を開始。
ハンブルグ、モンペリエ、シラクサと航跡をたどり、ついにサロニカにおいて、ナイル川上流に潜伏中の有力情報を得た。

多数の艦艇がナイル川を遡上し、バルサラ逮捕に向かった。だが、そこには、海賊の大艦隊が待ち伏せしており、狭い流域に殺到した追捕隊・妨害する海賊の衝突によって、ナイル川は、舵も利かず、停戦協定状をみせる余地もないという、阿鼻叫喚の地獄と化した。

何とか、海賊を殲滅し、追捕隊はナイル川上流の潜伏先を急襲。本人はたいした抵抗も見せず、あっさりと逮捕され、再び裁判を待つ身となっている。

さらに他の脱獄犯についても目撃情報が寄せられており、消息筋によれば、レイモンド・ルーレックス(40)については、ヴェネツィア海軍がその動向について有力情報を掴み、近く追捕隊を招集するとのことだ。~

━━━(3面)【海外】オデッサ、サロニカ、相次いでヴェネツィア同盟港を離脱━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今週になって、オデッサ太守がイングランドとの再びの同盟関係を発表、また、サロニカの僭主もポルトガルの優先権を認めるなど、相次いで、ヴェネツィアの同盟港が離脱する騒ぎが起きた。

リアルト市場は、この一報を受けて多少混乱したものの、その後は安定。元首官邸サイドからは「冷静に事態に対処したい」とのコメントのみが発表されている。~

━━━(4面)【広告】元首の依頼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「こいつあ、元首閣下直々の依頼だ。
 なんでもエジプトで消息を絶った男の足取りを追ってほしいとのことだが、
 詳しいことは聞かされていないんだ。
 ただし、お前さんを特にと指名している。
 受ける気があるんだったら、
 26日の夜8時にサンマルコ寺院に来いってことだから、
 信頼できる仲間と一緒に行ってみちゃどうだい」(依頼仲介人)

※前提条件:国別イベント14章クリアしてること(15章ツアーです)
※詳しくはサンマルコ広場の掲示板をご確認ください