推薦図書
ヴェネツィアに関する推薦図書ページです。息抜きに読むと幸せになれるかも。
海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年
「海の都の物語」上・下巻 塩野七生著 新潮社
アドリア海の女王と呼ばれた都市国家ヴェネツィア。
滅亡まで共和制であり続けた波乱の歴史を綴った本です。
目次と簡単な内容紹介
- 上巻
- 第一話 ヴェネツィア誕生
- フン族の襲来と干潟への避難にはじまるヴェネツィア建国伝説。
- ヴェネツィアの地理的・土木的な基礎構造。
- 第二話 海へ!
- 東ローマ帝国保護下での海運業の発達。
- アドリア海制覇から東地中海への進出。
- 第三話 第四次十字軍
- 最もヴェネツィア的な行動、第四次十字軍の顛末。
- その結果としての東地中海の制海権の掌握。
- 第四話 ヴェニスの商人
- ヴェネツィアを飛び出して海外で活躍する商人たちのエピソード。
- 第五話 政治の技術
- ヴェネツィアの政治体制の説明・元首や十人委員会などのイベントで出てくる設定がより楽しめるようになります。
- 第六話 ライヴァル、ジェノヴァ
- 海洋都市国家としての最大のライバル・ジェノヴァとの100年戦争と勝利。
- 第七話 ヴェネツィアの女
- 下巻
- 第八話 宿敵トルコ
- オスマントルコの興隆と東ローマ帝国の滅亡。そして矢面に立つヴェネツィア。
- 第九話 聖地巡礼パック旅行
- 中世の聖地巡礼の様子をある旅行記を通じて紹介。また、国家の観光事業として効率化を追求するヴェネツィアの姿も紹介。
- 第十話 大航海時代への挑戦
- ちょうどこの時代が設定とかぶります。
- 胡椒交易の独占体制崩壊と混乱状況。
- 当時の東地中海交易の状況の解説。(アレクとベイルートはやっぱり重要)
- 同時期のヴェネツィアの航海者の活躍について。
- どん底からの好転。東地中海交易の効率化、絹織物・毛織物など諸産業の興隆による経済の多角化。(個人的な感想として、ヴェネツィアに洋書がほしくなります)
- 第十一話 二大帝国の狭間で
- オスマントルコとイスパニア(ハプスブルク)の狭間で苦慮するヴェネツィア
- 効率的な対応を目的としての政治改革
- キプロスの陥落とレパントの海戦の経過
- 第十二話 地中海最後の砦
- ヴェネツィアと宗教のかかわり
- ウスコク海賊(ウズコッキ)との戦い
- 地中海の拠点クレタ攻防戦
- ヴェネツィア経済の変質
- 第十三話 ヴィヴァルディの世紀
- 第十四話 ヴェネツィアの死
- ナポレオンのイタリア遠征
- 混乱するヴェネツィア
- ナポレオンによるヴェネツィア占領
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