放射線医学
〔試験〕
※放射線診断学＆核医学（合計25問）と放射線治療（合計10問）に分けて合否判定。
※よって追試は「診断と核医学だけ」とか「両方」とかのパターンになることもある。
※診断の９番と治療の１番〜４番は１つだけ、ほかの問題は２つ答えを選ぶ。
〔お詫び〕
※次の日も試験があったので全然覚えていません。順番も試験通りではないのでご了承を。加筆・訂正を心よりお待ち申し上げております。
（放射線診断学と核医学）
1．X線撮影、CTについて正しいものを選べ．
a．単純X線撮影では、脂肪組織は認識できない．
b．CTの軸位断像は、画面の右側は被験者の左側になるように表示してある．
c．胸部のCTでは、縦隔と肺野を見るために条件を変えて２回撮影が必要である．
d．水のCT値は０HUである．
e．MRIのT2強調像では水は高信号だが、それは水のT2値が小さいからである．
2．脳のCT/MRIについて正しいものを選べ。
a.脳のCTでは白質よりも灰白質のほうが低吸収である
b.脳のMRIのT2強調像では脳脊髄液は低信号を示す
c.MRIのT1強調像では脂肪は高信号を示す
d.脳のMRIの拡散強調像では、急性期脳梗塞は高信号を示す
e.脳のCTでは、急性期脳出血は低吸収を示す
3．X線撮影について正しいものを選べ。
a．
b．ポータブル撮影では前後撮影(antero-posterior view)となる
c．
d．
e．高圧撮影ほどコントラストは低下する
4．
a．
b．
c．
d．
e．
5．
a．
b．
c．
d．
e．
6．
a．
b．
c．
d．
e．
7．シルエットサインを利用した病変部の推定について正しい組み合わせを選べ．
a．
b．
c．
d．
e．
8．次の胸部単純X線写真の所見について正しいものを選べ．
a．
b．肺門部リンパ節の腫脹がみられる
c．左横隔膜が挙上している
d．C-P angleは鋭角である（もしかしたらcとdは同じ選択肢の文章に含まれていたかも）
e．心-胸郭比は60%を超えている
9．(1)〔胸部画像診断の講義プリントの国試の問題〕診断確定にもっとも有用な検査はどれか。
a．超音波検査
b．気管支動脈造影
c．ガリウムシンチグラフィ
d．経気管支肺生検
e．CTガイド下針生検
(2)次のうち肺野型肺癌のCT所見としてもっとも適切なのはどれか。
a.辺縁明瞭
b.胸膜浸潤像(?)←とりあえず「胸膜陥入」ではなかった
c.石灰化
d.スピキュラ
e.
10．次のうち肺陰影について正しいのはどれか。
a．びまん性細気管支炎ではConsolidationをきたす
b．
c．
d．crescent signはアスペルギルスで見られる
e．蜂巣肺は間質性肺炎で見られる
11．
a．
b．
c．
d．
e．
12．肝臓の境界部を走る血管はどれか。
a．右肝静脈
b．左肝静脈
c．肝動脈
d．右門脈
e．左門脈
13．肝臓の外側部にあたる領域はどれか。
a．S1
b．S2
c．S3
d．S4
e．S5
14．次のうち正しい記述はどれか。（選択肢の内容の記憶はあやふやなので間違っているかも）
a．
b．
c．左腎静脈は腹部大動脈の背側を通って下大静脈に注ぐ
d．左総腸骨静脈は腸骨動脈の前面を通る
e．左腕頭静脈は下行大動脈の前面を通る
15．上行大動脈から腸骨動脈にいたる大動脈解離の分類で正しいのはどれか。
a．Debakey �儀�
b．Debakey �況�
c．Debakey �祁�
d．Stanford A型
e．Stanford B型
16．次の文章の中から正しいものを選べ。（骨の画像診断の問題）
a．
b．
c．
d．
e．
17．次の文章の中から正しいものを選べ。（骨の画像診断の問題）
a．
b．
c．
d．
e．
18．IVRに関する記述として正しいものを選べ。
a．IVRとはInternational Vascular Radiologyのことである。
b．IVRは放射線診断技術を利用した低侵襲な治療である。
c．IVRは悪性疾患のみに適用される。
d．IVRにはカテーテル、コイル、ステントなどが用いられる。
e．IVRは放射線科医のみが行う技術である。
19．IVRに関する記述として正しいものを選べ。
a．肝細胞癌の治療としてもっとも有効なのは肝動脈塞栓術である。
b．多発性子宮筋腫に対し、子宮動脈塞栓術は無効である。
c．交通事故による肝破裂に対し、肝動脈塞栓術の適応がある。
d．交通事故による脾臓破裂に対し、脾動脈塞栓術は有効である。
e．骨粗鬆症による腰椎の圧迫骨折に対し、骨セメントによる椎体形成術が有効である。
20．
a.
b．
c．
d．
e．
21．
a．
b．
c．
d．
e．
22．SPECTについて
a．
b．
c．
d．
e．
23．（脳血管障害の症例問題）次の脳血流シンチグラムについて正しいものを選べ。
a．
b．99mTc-ECDは緊急診断に対応できる。
c．99mTc-HMPAOは緊急診断に対応できる。
d．右小脳半球に梗塞があるとは限らない。
e．
24．次のガリウムシンチの画像について正しいものを選べ。
a．
b．
c．ラムダサイン陽性である。
d．下腿皮下への集積は異常所見ではない。
e．肝臓への集積は生理的なものである。
25．FDGを用いたPET癌診断について正しいものを選べ。
a．腫瘍のFDG取り込みは糖代謝活性を反映する。
b．
c．FDGのPET全身像で集積が最も高いのは肝臓である。
d．組織のFDG集積は、血糖値・血中インスリン値・組織のヘキソキナーゼ活性・グルコーストランスポーターの種類・発現程度などに左右される。
e．肺癌の診断にPET検査は有用である。
（放射線治療学）
1．脳腫瘍の放射線治療について正しいものを選べ。
a．
b．髄芽腫(medulloma)は全中枢神経照射の適応がある←英訳が違うため採点の際に不適切問題として扱ったらしい
c．
d．
e．
2．子宮頸癌の治療について誤っているものを選べ。
a．子宮頸癌は扁平上皮癌が約90%を占める。
b．タンデムを子宮内に、オボイドを膣円蓋部に入れる。
c．腔内照射では膀胱直腸障害は生じない。
d．�鬼�子宮頸癌の放射線治療後の５年生存率は約90%である。
e．
3．
a．
b．
c．
d．
e．
4．
a．
b．
c．
d．
e．
5．
a．
b.
c．
d．
e．
6．次のうちオゾン層がさえぎるものはどれか。
a．赤外線
b．可視光線
c．UVA
d．UVB
e．UVC
7．次のうちp53によって促進されないものはどれか。
a．アポトーシス
b．DNA複製
c．細胞周期の停止
d．DNA修復
e．血管再生
8. 遺伝子型を問わない放射線治療に用いられるものはどれか。
a．X線
b．ガンマ線
c．陽子線
d．炭素線
e．ネオン線
9．
a．
b．
c．
d．
e．
10．食道癌について
a．欧米では腺癌が扁平上皮癌を追い越して一番多くなった。
b．
c．
d．
e．
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