東北大学医学部　試験資料館

細菌学（微生物学） / ２００６年本試験

細菌学（微生物学）

２００６年度微生物学本試験

試験の傾向が大きく変わった。選択問題は２５問、５択、５０点。記述問題は３問、１０点＋１０点＋３０点＋ボーナス１０点。

選択問題

１、人体の微生物からの防御機構

  • A、粘膜
  • B、気道の線毛
  • C、嘔吐反射
  • D、胃のPH
  • E、膣のPH

２、市中肺炎について

３、髄膜炎菌について

４、細菌性髄膜炎

５、芽形成性グラム陰性菌ではないもの

  • A、ウェルシュ菌
  • B、炭そ菌
  • C、ボツリヌス菌
  • D、破傷風菌
  • E、セレウス菌

６、医学部１００人のうち６０人がコンパをして、そのうち３０人がかきを食べ、１５人が発症した（ノロウィルス）。attack rateはいくらか。

  • 選択肢：１５、２５、５０など

７、肺炎球菌について

８、SARSについて

  • 選択肢：一人が複数にうつすことで感染が拡大した、感染源を隔離することでコントロールに成功した、ワクチンの開発、死亡率は６０％

９、ウィルスについて

  • 選択肢：細胞内寄生で増殖、エンベロープを持つ、宿主のDNAに組み込まれて増殖、など。

１０、ポリオについて

  • 選択肢：１９７９年にWHOが死滅宣言、日本では不活性化ワクチンが使われる、１９９５年以降日本では減少

１１、細菌について

  • 選択肢：病原性のあるもので人に感染するものは少ない、など。

１２、ホルマリンで死なない菌

  • 選択肢：RSウィルスなど

１３、人獣共通感染症ではないもの

  • A、A型インフルエンザ
  • B、B型インフルエンザ
  • C、ニパウィルス
  • D、日本脳炎
  • E、E型肝炎

１４、黄色ブドウ球菌について

記述問題 １、以下の微生物は感染から発症までの時間が違う。病態から簡潔に理由を述べよ。

  • 黄色ブドウ球菌　１〜３時間
  • インフルエンザ　１〜４日
  • ムンプス　１６〜１８日

２、喀痰検査でAとBを比較せよ。

３、line-listインフルエンザ感染症について。

試験問題

1年生

2年生

3年生

4年生

6年生

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