公衆衛生学/2007年度公衆衛生学　学士試験（3年次）

1．感染症が原因となっている悪性新生物（がん）について、病原体とがんとの組合せ（例：
　　Ｃ型肝炎ウイルスと肝細胞がん）を、できるだけ多く列挙しなさい。
2．わが国における婚姻と離婚の動向について、３行程度で述べなさい。
3．交絡について、飲酒と喫煙と肺がんとの関係を例にして、３行程度で述べなさい。
4．心筋梗塞の３大危険因子を挙げ、それぞれの治療方針を簡潔に述べなさい。
5．「健やか親子21」について３行以内で述べ、2005年の中間評価で改善している項目お
　よび悪化している項目をそれぞれ３項目挙げなさい。
6．廃用症候群の症候について、局所性、全身性、精神・神経性の３つのカテゴリーに分　　
　けて列挙しなさい。
7．高血圧予防の健康教育について、日本、米国、英国、ニュージーランド、カナダの主
　要な取り組みをそれぞれ箇条書きにしなさい。
8．検査の精度に関して、感度と特異度とのトレード・オフの関係について３行程度で述
　べなさい。
9．高齢者のうつ病の関連要因について３行程度で述べなさい。
10．ラベリング効果について３行程度で述べなさい。

11．ある県の全病院で2004年１月から2005年12月までに肺がんと診断された男性649例
　　に面接調査を行って、喫煙歴などの情報を収集した。同時に、年齢の等しい健常者649
　　例に対しても同様の調査を行った。その結果、喫煙者は、肺がん症例のうち647例、対
　　照のうち622例であった。これをもとに、喫煙と肺がん発生との関連に関するオッズ比
　　を計算しなさい（なお、表や計算式など、オッズ比を計算するためのプロセスについて
　　も解答用紙に記載すること）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

試験問題

1年生

細胞生物学
（生命科学B）
身体と健康

2年生

3年生

4年生

内科学Ⅰ
（循環器）
内科学Ⅱ
（呼吸器・老人）
内科学Ⅲ
（腎・高血圧・内分泌）
内科学Ⅳ
（血液・免疫・感染）
内科学Ⅴ
（代謝・心療）
内科学Ⅵ
（消化器・肝）
内科学Ⅶ
（神経）

外科学Ⅰ
（消化器・一般）
外科学Ⅱ
（移植・腫瘍・一般）
外科学Ⅲ
（循環器・呼吸器）
外科学Ⅳ
（整形・形成）
外科学Ⅴ
（神経）
外科学Ⅵ
（小児）

6年生

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