2004年公衆衛生学分野 †
- １、ＱＢのＰ１８３、Ｐ１８６、Ｐ１８８にある。（患者対照研究となっているが、case-control studyの訳語なので症例対象研究でいいはず）
| 名称 | 症例対照研究 | コホート研究 |
| 時間軸 | 後ろ向き研究 | 前向き研究 |
| retrospective study | prospective study |
| 調査の方法 | 既往調査、病歴調査 | 追跡調査 |
| 暴露情報の | 信頼性は低い | 信頼性は高い |
| 信頼性 | | |
| 偏り | 偏りが発生しやすい | 偏りは小さい |
| 観察期間 | なし | 長期 |
| 費用・労力 | 費用・労力が小 | 費用・労力は大 |
| まれな疾患 | 有効 | 困難 |
| 相対危険度 | 近似値の推定は可能 | 直接計算可能 |
| 寄与危険度 | 計算不能 | 直接計算可能 |
この表から書けば良いかと・・・シンプル公衆衛生学に表があった。
| 利点 | 欠点 |
症例対照研究
後ろ向き調査 | 調査期間が短い
調査費用が少ない
まれな疾病も分析可能調査対象が少なくて済む。 | 仮説の証明が困難
種々のバイアスの入る危険性あり、罹患率などが得られない。 |
コホート研究
前向き調査 | 仮説の証明が容易
バイアスが少ない
罹患率が得られる
目的とする疾病以外にも観察する機会がある。 | 調査期間が長くかかる
調査費用がかかる
まれな疾病では調査対象を多数必要とする
調査途中で脱落者がでる恐れがある
診断基準や診断方式が途中で変わる恐れがある。 |
利点と欠点だからこっちか。シンプルＰ，３９．
- ２、健康寿命を延ばす方法。
シンプル公衆衛生学 ＱＢのＰ１１５．
健康寿命とは、あるレベル以上の健康状態の期待生存期間とされる。一般的には日常生活動作ＡＤＬ(Activities of daily living)；１移動 ２食事 ３排泄 ４入浴 ５着替え ６整容 の遂行に障害のない平均余命をもって健康寿命としている。
老人で多い疾患は悪性新生物（癌）、脳血管疾患、高血圧、糖尿病で、これらの発生と進展には主に生活習慣が関与している。これらの生活習慣病を予防するためには、まず一次予防の取り組みが必要である。生活習慣病の特徴である多くの発症因子、食事喫煙飲酒などを除去することで（？）疾病の発生それ自体を防ぐ。
さらに、2次予防として早期発見早期治療、3次予防としてリハビリテーションを行い、後遺障害の発生と重度化を予防することも大切である。
5行でまとめてください。
- ３、ＲＣＴ(randomized controlled trial、ランダム化比較試験)は他にも無作為割付臨床試験、無作為対象化比較試験、無作為化比較試験などの呼び方があるけど、ＲＣＴが厚生省が定めた呼び方らしい。
良くないけれどネットから。
引用：http://www.chikennavi.net/word/intention-to-treat.htm
治療に用いる治療方針により得られる効果は、実際に受けた試験治療ではなく、
被験者を治療しようとする意図（予定した試験治療規定）に基づくことにより最もよく評価できる、ということを主張する原則。
この原則から、
一つの試験治療グループに割付けられた被験者は、予定した試験治療のコースを遵守したかどうかにかかわらず、割付けられたグループのまま追跡され、評価され、解析されるべきであることが導かれる。
2004年国際保険学分野 †
- １、ｂ グループＤ：“重症化しやすい熱帯熱マラリア”
- ２、ａ ６・２０中村 ベクターコントロール
- ３、ａ，ｂは確実、残りは不明。 ６・２1シモウチ 概要、“ＨＩＶ感染拡大が続く間は結核患者数も増え続ける”
- ４、ｃ、ｄは確実、aは×、ｂは増え続けているが不明、eは予防策として省いてはならない（６・２１シモウチ） ６・２１ Ｐ、５ 安全なセックスの推進・・・ＡＢＣ（Abstinence , Be careful , Condom use）．
- ５、ｃ ６・２８上原 Ｐ，３８ “１９７８年にアルマ・アタでＷＨＯとＵＮＩＣＥＦが主催する国際会議が開かれた”。
- ６、ＮＧＯ・・・６・２８上原Ｐ、４９
Non-governmental Organization 非政府機関
- ７、リプロダクティブヘルスとは、人間が安全で満ち足りた性生活を営み、子供を作るかどうか、作るならばいつ、何人作るのかを自由に決められる状態にあること
→リプロダクティブヘルス対策は、対極的に見れば、人工動向を安定させ、貧困の削減をもたらす。
（グループＢそのまま。）
というわけでｅ．
- ８、不明。
- ９、a,c,d シモウチ６・２１ Ｐ、５ 前出。
- １０、ｃ。６・１４上原 Ｐ，７ “年間あたり約４４０００人から９８０００人の患者さんが「防止可能な医療障害」（エラーによる）を原因として死亡している。”
国際保健分野(年度不明) †
- １、わからん。
- ２、ｂ ６・２８ グループＢ “２０５０年には世界人口は９０億人にも達すると言われている”
- ３、 ｂ ６・２０グループＤ
- ４、ｂ ６・２１シモウチ “（結核）有症状受診者に対する喀痰塗沫検査による診断”
“Ｘ線検査では過剰診断が増えるのが実情”“６ヶ月治療後の数年間の再発率は２％未満”
- ５、？
- ６、ｄは明らかに×。ｃが？。５歳未満のＡＲＩに対しては呼吸数と胸壁の呼吸時の動き、胸部の陥没の観察が重要。ＡＲＩはこの診断によって風邪・上気道感染、軽症の肺炎、重傷の肺炎の三つに分類されるので、×？
６・２１シモウチ ＡＲＩのプリント
- ７、ｆ，ｈ．６・２８上原、Ｐ、３９アルマ・アタ宣言とプライマリヘルスケア（ＰＨＣ）
“ＰＨＣに欠かせない要素として、保険教育/食料と栄養の補給/安全な飲料水と基本衛生設備の普及/家族計画を含む母子保健の推進/予防接種の普及/風土病の予防と制圧/多発疾患や外傷に対する適正治療/必須医薬品の供給 の８つの取り組みを揚げている“
- ８ 先輩に聞いてください。
試験問題
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