システムの大枠が見えてきたところで、まず、情報を一度整理します。
モデル化へ向けての第一歩として情報をざっくりと抜き出していきます。 ここでは、そのための方法の一つ「名詞抽出法」を用います。
のページからざっくり名詞を抜き出していきます。
今回はあまりシステムが大きくないことも考慮し、目についた名詞を一通り 抜き出します。これらがクラスの候補になります。
実際やってみましょう。紙に抜き出すのもよいですが、UMLモデリングツールがあれば、 モデリングツールのクラス図を使うのも良い方法だと思います。
例えば、JUDEなら以下の方法で行うことができます。
[構造ツリー]のルートパッケージを右クリック-[図の追加]-[クラス図の追加]を選択
クラス図の上部分のクラスアイコン押下 クラス名として、抽出した名詞を入力
次は、抜き出した名詞をもう少し抽象化する方向に持っていきたいので、 ざっくりとグループ化してみます。
似ている名詞を集めて、丸や四角で囲んでみます。できる限りグループに対し名称を付けます。 もし、グループ化していて、足りないと思う名詞があれば追加したり、ノートとしてメモを追加したりしておきます。例えば、2ベースヒットやホームランが抽出できていたが、3ベースヒットがぬけていたことに気づいた時など。
いきなり上の図を見ると複雑に見えますが、詳細をバッサリ捨てて、グループ化したものだけで見ると、結構すっきりするかと思います。
このように名詞抽出し、グループ化してみると、 徐々に抽象的な視点で見ることができるようになってくるかと思います。
次は、この整理した情報を元にクラス図を作成し、 野球盤の本質に迫りたいと思います。
Project
News
Article
Calendar
ToDo
掲示板
BookMemo
Link