ここでは、POWERモデリングについての手順を記載する。
JUDEを使った方法を記載する。
クラス図が書けるUMLモデリングツールであれば、大丈夫。
事前準備 †
構造ツリー(要素のツリー・要素エクスプローラ)のルートパッケージ配下にて
- 「各問題」パッケージを作成する
- 「一般化」パッケージを作成する
- 「一般化観点候補」パッケージを作成する
各問題の書き出し †
構造ツリーにて †
- 「各問題」パッケージの下に、「<項番>.<概要>*1」パッケージを作成する
- 「<項番>.<概要>」パッケージの下に、「書出し.<概要>」クラス図を作成する
- 「書き出し.<概要>」クラス図を開く
クラス図上にて †
- 「<問題点>」クラス、「<原因>」クラス、「<対策>」クラスを作成する*2
- このとき句点(。)は記載しない
- 句点(。)が入る場合はクラスを分ける
- 「<問題点>」クラスから「<原因>」クラスへ関連を引く
- 「<問題点>」クラス側のロールを「問題点」とする
- 「<原因>」クラス側のロールを「原因」とする
- 「<原因>」クラスから「<対策>」クラスへ関連を引く
- 「<原因>」クラス側のロールを「原因」とする
- 「<対策>」クラス側のロールを「対策」とする
あまり最初から多くの問題を書き出そうとすると大変なので、先ずは3つ〜5つぐらいを目処に書き出してみる。
選択する問題は、上から順でもよいし、優先度が高いものを中心に選択してもよいが、ざっとPOWERの「一覧」シートを見て、気になった問題を選択するのがまずはよいかもしれない。
各問題ごとの見直し †
問題を見直し、特徴的なクラス(一般化できそうなクラス)を抽出する。
その時点の対策としての妥当性などもできれば、見直してみる。
実は今だったらこうするとか、こうしたほうがもっとよい対策になるとか。
構造ツリー上にて †
- 「<項番>.<概要>」パッケージの下に、「見直し.<概要>」クラス図を作成する
- 「<問題点>」クラス、「<原因>」クラス、「<対策>」クラスを選択し、「見直し.<概要>」クラス図へドラッグ&ドロップする
クラス図上にて †
- 図上のクラスを移動させ見やすくする
- 各クラスの特徴的な単語を抜き出し、図上にクラスを作成する*3
- 既に別の問題点の中で同じクラスが登場している場合は、そのクラスを構造ツリー上にて図上にドラッグ&ドロップする
- 作成したクラスとの間に関連を引く
一般化の観点候補リストアップ †
後で実施する一般化の観点候補を挙げる。
- 構造ツリー上にて「各問題毎の見直し」で作成したクラスを「事前準備」で作成した「一般化観点候補」パッケージに移動する
一般化 †
もっと一般化して、今後の自分、周りの人達にも役立つ情報にする。
- 「各問題ごとの見直し」で実施して気付いた内容や、「一般化の観点候補リストアップ」で挙げたクラスを見て、発生頻度の高いキーワードや、重要性の高いキーワードなど、自分が気になったものを観点として挙げる(下記、「観点の例」を参考)
- 観点として挙げたキーワードでパッケージを作成する
- パッケージ内にクラス図を作成(クラス図の名前はパッケージ同様「<キーワード>」とする)
- 本質的な問題や解決策を表すクラスをクラス図に配置する
- 今後同様の問題が発生したときにどういった解決策として使えるんじゃないかという考え方で
観点の例 †
- 時間・スケジュール
- 作業量・作業内容
- 技術
- コミュニケーション
- モチベーション
保存 †
ファイル名は「POWER_<フルネーム>_<日付*4>.jude」とする。
TODO †
UMLモデリング以外のモデリング方法・フレームワークが使えないか。
関連 †
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