モデラーの心


「モデラーの心」こそモデリングの本質であると言える。

モデリングを行う人(モデラー)は、効果的な情報システムを構築するために,その問題領域(ドメイン)を本質的に理解しモデルを作成すべきである。

情報システムは、問題を認識し、その問題を解決する役割がある。ソフトウェアの品質は(本質的には)バグが少ないことではなく、ユーザが解決したい問題を解決できるかどうかであり、そこに価値がある(参照、トム・デマルコやエドワード・ヨードンの本)。

モデリングは図を書くだけでは不十分である。いろいろな角度(視点)から対象の本質を理解する必要がある。

モデラーは、常に良いモデルを追い求めるべきである。

モデリングのスキルを磨くために、普段から心がけたいのは以下の2点。

  • 良いモデルをたくさん読むこと クラスがどんな意味を持っているのか、なぜそういう構造になっているのかを理解する。そのためにオブジェクト図を書くことで、クラスの役割や構造の意味を明らかにする。
  • モデルを書いてフィードバックする モデルを数多く書き、そのままにせず、内容を検証・改良すること。

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