2009年、遂に日本でアマチュアに解放された新バンド・135kHz帯。そこに興味深い記述を発見した。
7MHz帯拡大などへの対応について(ケンウッド)には、
●長波帯135kHz帯(135.7〜137.8kHz)の新規分配について。 弊社では、135kHz帯で送信可能な製品はありません。 また、下記の製品は、135kHz帯の受信が可能です。 TS-440S/V、TS-850S/SL/D/V、TS-870S/V、TS-950S/SD/SDX/V
との記述がある。 なぜ今更、四半世紀も前のTS-440Sの記述があるのだろうか?
Kenwood TS-440S には、TS-440の受信感度について記述がある。
Sensitivity at 10dB (S+N/N)(0dBu= 1 uV)
100~150 kHz | 150~500 kHz | 500kHz~1.6MHz | 1.6~30 MHz | |
SSB, CW, FSK | Less Than 2.5 uV | Less Than 1 uV | Less than 40 uV | Less Than .25 uV |
つまり、TS-440Sは100〜150kHzにおいて<2.5uVの受信感度をサポートしているようなのである。