冒険者教会の歴史


すいかが食べたいリレー小説

冒険者協会の歴史

登場人物

会長

  • 年齢:30歳(設立当時)
  • 生年月日:1937年5月7日
  • 性格:温和、探究心が強い
  • 身長:166cm
  • 体重:54kg
  • 体系:小太り、ヒゲ

    冒険者教会の設立者。元は世に名を馳せた冒険者。

会員A

  • 年齢:24歳(設立当時)
  • 生年月日:1944年10月22日
  • 性格:抜け目が無い
  • 身長:171cm
  • 体重:47kg
  • 体系:やせ型

    会員第1号。商人。

会員B

  • 年齢:21歳(入会当時)
  • 生年月日:1947年11月16日
  • 性格:働き者、接客上手
  • 身長:151cm
  • 体重:44kg
  • 体系:中肉中背

    会員第2号。剣士。


会員C

  • 年齢:28歳(入会当時)
  • 生年月日:1939年6月19日
  • 性格:温和、記憶力がいい
  • 身長:188cm
  • 体重:51kg
  • 体系:やせ型、髪が薄い

    会員第3号。神父。

会員D

  • 年齢:15歳(入会当時)
  • 生年月日:1961年2月21日
  • 性格:短気、素早い
  • 身長:159cm
  • 体重:44kg
  • 体系:中肉中背

    会員第4号。盗賊。1976年に入会。

その他諸々の会員

途中から加入した、メイン5人以外の会員達。
「名も無き会員」として紹介。

本編

第一話

(1967年6月14日)…客観的視点
オーボンの城下町にある小さな家に、看板が立てられている。
冒険者協会・本部
まだ会長と会員1人の2人しかいないが。
近く運営予定の、「冒険者の洞窟」の工事は、着々と進められている。
何故冒険者協会があるのかと言うと、
この協会の会長が、昔の冒険で手に入れた財宝を元手に、「冒険者の、冒険者による、冒険者のための協会」を設立したのだ。
設立して1ヶ月、まだ活動らしい活動は全く行っていないが、
冒険者の洞窟が出来れば、本格的な運営を開始する予定である。


(1967年6月27日)…会長視点
冒険者の洞窟が完成。運営を開始する。
初日の入場者数は7人。経営としては、厳しい状況だ。
宝箱は「みかん」と「布の服」にしておいた。
入場料は100Gに設定しておいた。まあ妥当な価格だろう。

(1967年6月28日)…会員A視点
入場者数11人。多少人気が出た様だ。
宝箱は「みかん」と「皮の鎧」にする。
客を捌くのが大変だ。敵はぷよしかいないから、その辺の管理は楽だが。
今日、悲しいことがあった。ぷよに勝って、LVが上がってしまったのだ。
まあ、商人としては関係の無いことかもしれないが、
やはり屈辱感は否めない。
途中から宝箱の中身を「りんご」と「木の盾」に変える。


(1967年6月29日)…某冒険者視点
今日、冒険者協会と言う団体が運営している「冒険者の洞窟」と言う場所へ行った。
入場料は100Gだそうだ。安いな。
中でぷよやぷよべスを倒しながら、宝箱を取る。
宝箱は2つあったが、中身は「いちご」と「銅の鎧」だった。
結構豪華だな。来て良かった。
そして、意気揚々と洞窟を出た。再入場は、何度でも可能らしい。凄いな。
LVも上がったし、今日は至れり尽くせりだった。

(1967年6月30日)…会員A視点
入場者数は33人だった。かなりの人気が出てきた。
受付が大変だ。一度入った客の顔も、覚えなくてはいけないし。
そんな中、会員に志願する人がやってきた。
正に今の時点じゃ、天の恵みだ。
早速、登録してもらった。自分より、背が低い人だ。
流石に、2人で受付をするのは無理があるので、宝箱に物を入れてもらうことにした。
おかげで随分楽になった。


(1967年6月31日)…会長視点
今日で6月も終わりだ。案外、一月って短いな。
入場者数は34人。1人、来場者数が増えた。
設立の時から居る会員A君も、新しく入ってくれた会員B君も、よく働いていてくれる。
おかげで、私も楽が出来る。
現在は人員不足で、会長の私でさえも、働かなくてはいけないのだ。
午前中の宝箱の中身は、「ツナ缶」と「冒険者の服」にした。
午後からは、「りんご」と「皮の盾」に変更した。

(1967年7月1日)…会員B視点
宝箱に、物を入れる役目を担っているが、取られるペースが半端じゃ無く速い。
おかげで、会長を働かせてしまっている。
それはそうと、今日新しい会員が来たらしい。
なんでも、遠方から来た神父だそうだが、記憶力がいいそうなので、
顔パスの記憶係に、なってもらったようだ。
何だか冒険者協会も、中々の人気が出てきた。
それにしても、驚くほど入場者数が増えている。
今日は52人だった。1日で18人も増えた。凄い。
明日も頑張ろう。


(1967年7月1日)…冒険者視点
冒険者は、いつも通りに洞窟に行った。
宝箱の中身は、こぶただった。 ま、戦うか。


(1967年7月2日)…会員C視点
顔パスの記憶係をやらせてもらっている。
物陰から顔を見て、それを会員Aに伝えている。
それはそうと、このダンジョンの床は滑りやすい。改良が必要だな。
入場者数は59人。順調に増えているらしい。
ただ、利益が極端に少ない状態が続いているので、対策が練られている。
幾ら名を馳せた冒険者といえども、お金が無くては元も子も無いからな。
まあ、苦労は報われると神の教えにもあるわけだし、期待は捨てないでおこう。
先の展開が楽しみだ。

そして10年後…



第二話

(1977年7月2日)…冒険者視点
とりあえず、ウワサでここに来てみたけど…。
結構敵ザコいじゃん。
アイテムもしょぼいし。
ウワサでは、「敵最強、アイテムミラクル。」ってきいたんだけどなぁ〜。
ま、そこら辺にある宝箱の中身「みかん」でも食ってるか。w

それにしては結構長いなぁ〜。
ん?。何かこの宝箱光ってるぞ。開けてみよう。
ピカーーーーン うわわわわぁぁぁぁあああぁぁぁ〜〜。




そして1週間後…


(1977年7月9日)…冒険者視点
気がついたらそこは、病院だった。
一体何が起こったのかさっぱり分からなくなった。
どうやら、あの訳の分からない光で、片目を失明したそうだ。
その光のせいで、何メートルも飛んでしまったそうだ。それで左手を骨折したらしい。
会長などに聞いたが、知らないと答えた。
そして月日が経った。


(1977年8月8日)…会長視点
どうかね。けがの方は。
まぁよくなったみたいだね。
きみもう一度あの場所を調べてみてはいかがかね。


(1977年8月10日)…冒険者視点
会長の言うとおりに行ってみることにした。
忘れていたが、俺の名前は「マイケル」だ。
何があるんだろうな?


(1977年8月10日)…名無しさん視点(番外編)
お前はまだ知らない。これからの出来事を。
これからの恐ろしい出来事を。
わはははははははーーーー。


第三話

(1999年12月31日)…会長視点(番外編)
そういえば、最近会員ずいぶん増えたな。
よし明日思い切って、「冒険者の塔」を建ててみよう。
入場料2000円!。高いけど再入場OKにしておこう。
一番上の階には、最強のボスを配置しておこう。
金儲けしてやるぅ〜。


(2000年1月1日)…名も無き会員視点
年明けと同時に、新ダンジョン「冒険者の塔」が開設された。
開設記念として、入場料無料のサービスをとった。
おかげで、多くの冒険者達に名が知られる様になった。
ただ、強力なモンスターのせいで、ケガ人が続出している。
レベル制限を設ける案が早くに出てきた。
よし、そうするか。


(2000年1月2日)…とある冒険者視点視点
私の名前は「うみ」。
お兄ちゃんが誰かに殺されたから、代わりに私が強くなって敵討ちを!!。
まぁそれはおいといて、新築の「冒険者の塔」行ってみよっかなぁ〜。
腕試しだな。
絶対勝ってやる。!!


(2000年1月2日)…マイケル視点
結局「冒険者の洞窟」には手がかりなしだったな。
もしかしてだけど、新しくできた「冒険者の塔」に何かあるかもしれない。
よし。行ってみよう。

いやぁ〜しかしここの敵はしょぼいなぁ〜。
小指で倒せるよ。w
「この先には何があるんだろぉ〜なぁ〜。」
マイケルはこの先にボスがいることを知らずに…。


(2000年1月2日)…うみ視点
ここの敵ザコいなぁ〜。
あっ。ぶたが来た。
うみは小指でさわってみた。
「ぶわぁぁっぁぁぁ〜〜〜」
2キロくらいは飛んだかな?。
この先には何があるんだろ〜なぁ〜♪。


(2000年1月2日)…冒険者の塔ボス視点
さっきのじじいは弱かったなぁ〜。
近づいただけで、飛んでいちゃったよ。w
おっ。誰かがまたやってきた。
次の生け贄は、誰かな。?


(2000年1月2日)…マイケル視点
ま〜前の「冒険者の洞窟」よりは強いかな。?
ん。?あれは…。ボス?
まっどうせ弱いしな。
ん。?後ろから誰かがやってきた。誰だろう。


(2000年1月2日)マイケル・うみ視点
うみ;「あっあそこにボスがいる。よし1発殴ってくるか。」
うみ;ドカ。
マイケル;「いてーよ。!」
うみ;「あれ。?ボスじゃないの。?」
マイケル;「ボスじゃねーよ。」
マイケル;「まっ正直痛くもかゆくもないけどな。」
うみ;ばかな・・・。私の拳がくらわないなんて・・・。
マイケル;「せっかくだから、一緒にボス倒しに行こうぜ。」
うみ;「う、うん。」
そして、二人は二人でボスを倒しに行ったのでした。


(2000年1月2日)…マイケル・うみ・ボス視点
マイケル;「よし。いくぞっ。」
うみ;「う、うん。」
ボス;「かかってこい。!!」
うみ;「死ねぇ〜〜〜〜。」
うみ;ボカーーーーン
ボス;「フッ。てめぇ〜の攻撃なんて痛くねえぜ。」
うみ;そ、そんな・・・
マイケル;「んじゃあオレの攻撃はどうだ。!!」
ボス;「いいぜ。かかってこい。!!」
マイケル;「てあぁぁぁぁぁ〜〜〜。 とりやあぁぁぁっぁ〜〜〜。」
マイケル;「バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」
ボス;「ぐわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
うみ;す、すごい あのボスを一撃で倒しちゃうなんて・・・
マイケル;「もうちょっと強くてもよかったんだけどなぁ〜。」
うみ;「あ、あのさぁ〜。な、名前なんて言うの。?」
マイケル;「俺の名前は「マイケル」だ。っでお前はなんて言う名前なの。?」
うみ;私は「うみ」だよ。
マイケル;「一緒に冒険しようよ。」
うみ;「うん!。」


こうして二人は、冒険へと旅立ったのでした。


(2000年1月3日)・・・会長視点

ああ,なんということだ。

強く設定しておいた筈のボスは入場者にあっけなく倒されてしまった。

今,その二人が近くの村にいるらしい。

あって話をしてみたい。

会場を会員に任せ,私は噂の村へ向かった。


(2000年1月4日)・・・会長視点

飛行機使うとラクだなぁ〜 。 たなか村かぁ〜 いまいちな村だっていうか、例の二人に会ったらぶっ飛ばしてやる、

私だって元冒険者(Lv87)なんだ取り合えず人に話を聞くか…。

会長「すいませ〜ん。」

太郎「はい なんすか?。」

会長「最近来た、旅人知りませんか?。」

太郎「あぁ、うみさんとマイケルさんかぁ、二人なら闘技場にいるよ。」

闘技場かぁ 二人らしい・・・行くか!。


(2000年1月4日)・・・会長 マイケル うみ視点

?「立て、立つんだシヨー。」

会長「騒がしいなぁ おっ例の1人が日本1位の屋不帰シヨーと闘っているぞ。」

バキボコ!!バキボコ!!ドゴッ。

シヨー「負けた・・・」

会長「マイケル強ぇー!!!。」

会長「ちょっとキミ達来なさい。」 ・ ・ ・ ・ ・ 会長「それでいい!!。」

私は、例の二人と一緒に行動することにした。

しかし、これでいいのだろうか?

会員に別れを告げなければ・・・


(2000年 1月5日)・・・マイケル視点

マイケル「俺の名はマイケル。一応,剣士だ。Lv88」

うみ「わたしは うみ。『冒険者の塔』でマイケルと会って,一緒に旅をすることにしたの。Lv75よ」

会長「わしは会長じゃ。・・・・・・・それ以外は何も言えん!!」

俺とうみがここまで自己紹介して,この会長とやらは名前(というより呼び名)しか明かさない。むかつくな。

マイケル「おい,せめてレベルくらい教えろよ」

会長「わしに勝てたらな!!」

プチッ(←マイケルの堪忍袋の緒が切れた音)

マイケル「・・・やってやるよ!どっからでも来な!おっさん!!」

会長「上等じゃぁぁああぁぁあぁああぁ小僧ぅうぅうぅうぅうううぅうう!!!!」

うみ「ちょ,ちょっとぉ!やめてよ,二人とも!!」

ガキィィィィィン!!!

うみ「・・・・・・・・・マイケルが・・・・勝った!!」

マイケル「へっ,ちょろいぜ。どうだ,おっさん,意地張ってないでいったらどうだ?」

会長「・・・・わしのLvは87じゃ・・・。強いな,少年。決めた。わしはこれからキミ達と行動を共にする。・・・・そしてわしの本名は・・・ジョンだ!!!!!」

・・・・・・・・・・・しょぼ(マイケル&うみ)


ジョン「しょうがない、最後の技、無理無理無理」

マイケル「なぬ!!!!!!!!!!!」

ガキィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!!

マイケル「まだ諦めてなかったのかしかし!!!!ちょろいちょろい」

ジョン「はぁぁぁぁ↓!!!!!!!」

マイケル「これで、最後の一発 無理無理無理×16」

うみ「一発じゃないぃぃぃ!!!」

ガキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!!

ジョン「く、こうなったら命と引き換えにする・・・技を・・・」

マイケル「ん?ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

マイケル「って言ってみた」


ジョン「くらえ!!流星群×20!!」

マイケル「そんなのありかよーーー!!」

ドンバンドゴンバギンズガンドーンーーーーーーーー!!!

ジョン「ふん.......ドガッ」

うみ「すごいクレーターね.....でも私には20発中2発しか当たらなかったわ」

マイケル「あのジョンってやつ、コントロール悪いな。俺は3発しか当たらなかった」

ジョン「あーよく寝た」

マイケル「あ、生き返りやがった」

ジョン「ああ、いい忘れてたわい、5分だけ命が引き換えになるんだった」

マイケル「卑怯な技だなーーー」


(2000年 1月6日)・・・会員C視点

朝、闘技場を見回っていたら、クレーターがたくさんできていた。
と、経営者から相談があった。
これは大事件だ。いったい誰が・・・・・・
私は作業を引き受けると、会員全員を呼び出してその辺の土を運び、
クレータを埋め、元に戻した
後でここの経営者から報酬として10万Gもらった
しかし、会長はどこに行ったのだろう。
昨日「用事があるから行ってくる」って言ったきり戻ってこないし・・・・
会員全員で捜索しよう。


(2000年 1月6日)・・・マイケル、うみ、ジョン視点
マイケル「あんた、会長だろ?勝手に逃げてっていいのか?」

ジョン「だいじょうぶじゃ。一か月たったらもどってくるわい」

うみ「なんて言い訳するの?」

ジョン「山の中で迷いに迷い、一ヶ月の間さまよい続けたっていえばよい

マイケル「卑怯だなーー」 ________________________________________________________________________________ 2099年1月6日会員C視点あ会長ーどこにいってたんですか

ジョン「山の中で迷いに迷い1ヶ月帰ってこないふりをしていたらほんとに迷い99年間さまよい続けてしまったんじゃ」 ________________________________________________________________________________