ハム用CW受信機として使ってみる


CW受信編

アマチュア無線用にガチで使ってみると、R-5000はどんな感触だろうか?

いろいろ試してみたい。

実戦(1) 7MHzの混雑したCWバンドをしばらくワッチ。

国内QSOで賑わう昼間の7MHz CWバンド(7000-7020kHz)を聞いてみた。アンテナはフルサイズのインバーテッドVをANT1につないだ。

気づいたことは以下。

  • アンテナのお陰か、感度過剰。-20dBのATTを入れっぱなしでいい。それどころか-30dBにしたくなる場面も。ATT -20dBでも、記念局のパイルアップやkW局の信号で、時々Sメーターが振りきれそうになる。それでもミキサーが飽和したりはしない。
  • CWナローフィルター(YK-88CN)で、十分な狭帯域を確保できている。リンギングも少なく快適。ここまでくるとVBTが欲しくなるが・・・贅沢な悩み。
  • NOTCHはCWではは簡易APFとして動作する。高級機内蔵のAPFのように「トーンをノイズから浮かせる」効果はないが、高低域の不要な音は削れるため、常時ONにしておいた方が、聴きやすいトーンになる。
  • CWのピッチ(トーン周波数)が固定となっており、変更できないのが少々残念。音調からしておそらく800Hzである。個人的には600-700Hzぐらいが好み。
  • AGCをFASTに設定しておくと、小気味よいCW受信にちょうどいい時定数。ならAGC OFFも・・・いえなんでもないです。

実戦(2) 3.5MHzのDXを聞く。

早朝欧州が入感する80mを聞く。アンテナはインバーテッドV。

気づいたことは以下。

  • CWナローフィルター+NOTCH(APF動作)を入れた状態で、カスカスの信号でも、普通に聞こえる。アナログやIF DSPの高級機で聞こえてR-5000で聞こえない信号はほとんどない。
  • 「本格的なAPF」+「AGC OFF」があるとヨワヨワのDX局でもコピーしやすくなると思う。まあそれが必要なら高級機を買うべきですね。

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