ParaFla!機能一覧 / 右ペイン


ParaFla!機能一覧 / 右ペイン

Flashに実際に表示させるイベントを編集するペインです。
細かい設定はコンテクストメニューやダブルクリックなどからイベントのプロパティを呼び出しておこないます。

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右ペイン(コンテクストメニュー)

元に戻す Ctrl+Z

右ペインでの操作を1工程前に戻ります。

やりなおす Ctrl+Y

「元に戻す」を行った操作をもう1度やりなおします。

コピー Ctrl+C

選択したイベントをコピーします。

切り取り Ctrl+X

選択したイベントをコピーした上で、削除します。


貼り付け Ctrl+V

選択したイベントの上に、コピーしたイベントを挿入します。

全て選択

右ペインの全てのイベントを選択状態にします。

ファイルリストと同期

選択したイベントに対応した左ペインのアイテムをハイライトさせます。
詳細設定でトグルで切り替える設定にすることもできます。
その場合、このコマンドにチェックが付いていれば常に対応するアイテムがハイライトされます。

アクションを挿入 Ctrl+Ins

選択したイベントの上にアクションイベントを挿入します。

アクションの設定

  • ラベル設定
    そのフレームにラベルを設定します。
    ボタンアクションからは選択できません。
  • ラベルへジャンプ
    指定したラベルのあるフレームにジャンプします。
    • 特殊ラベル
      「次のラベル」「前のラベル」という説明文字列をクリックすることで、そのアクションを自動入力することができます。
  • URLを取得
    指定したURLにアクセスします。
  • 再生
    一時停止中のムービーを再生します。
  • 停止
    再生を一時停止します。
  • 次のフレームへ
    1フレーム次にジャンプします。
  • 前のフレームへ
    1フレーム前にジャンプします。
  • フレームへジャンプ
    数値を直接指定し、そのフレームにジャンプします。
  • サウンド停止
    全てのサウンドの再生を停止します。
  • 画像を消去
    指定した深度にある画像を消去します。
    ボタンアクションからは選択できません。
  • 音楽同期を開始
    擬似ストリーミングを開始します。
    「本物の」ストリーミング再生を開始するアクションではありません。
    このイベント以降で同期が行われるようになります。
    ボタンアクションからは選択できません。
  • 音楽同期を中止
    擬似ストリーミングを解除します。
    ボタンアクションからは選択できません。
  • 何もしない
    何もせず、指定したフレームカウント分待機します。
    ボタンアクションからは選択できません。
  • <スクリプト>
    ActionScriptを記述します。
    • スクリプトを編集
      スクリプトエディタを開きます。
  • <ロールバック>
    入力した数値分だけフレームカウントをさかのぼります。
    例えば81フレーム目に50フレームロールバックすることで、31フレーム目から違うイベントを操作することが可能になります。
    これを利用して複数の画像を一度に(スプライトを使わず)動かすことができます。
    ボタンアクションからは選択できません。

削除 Del

選択したイベントを削除します。

プロパティ Ctrl+P

選択中のイベントに関する設定を行います。→詳細

イベントのプロパティ

e_property.png

ファイルID

左ペインのファイルIDに対応しています。
書き換えることでファイルを差し替えることができます。

フレームカウント

このイベントを何フレームかけて動かすか指定します。
フレームカウントを0にすると固定画面になります。


深度

イベントをどの深度(-256〜256)に置くか指定します。
数字が大きくなるほど手前に表示されます。
ただし固定画面を深度0に置くことはできません。
「;」「:」キーでプロパティを開かずに深度を変更することもできます。

固定画面にする/通常画面にする

固定画面(フレームカウント0)と通常画面(フレームカウント1)を切り替えます。
固定画面は描きかえるか「画像を消去」を行うまで残ります。

イベントプレビュー

プレビューウィンドウを開きます。
プロジェクト全体ではなく、そのイベント内での動作だけをプレビューします。
イベントプレビューで再生した内容は下絵に指定することはできません。

> (GUI配置図表示) / < (非表示)

画像のGUI配置図の表示/非表示を切り替えます。
この配置図上で、画像を視覚的に配置できます。

  • 制御点以外の部分をドラッグすることで、画像を移動させます。
  • 制御点以外の部分をダブルクリックすることで、ファイルを再読み込みします。
    ParaDraw等別ソフトで画像を編集→保存してから再読み込みすれば、すぐに配置図に反映されます。
  • 制御点をドラッグすることで、画像を拡大・縮小します。
    • この時Ctrlを押しながらドラッグすると、縦横比を維持したまま拡大・縮小できます。
  • Shiftを押しながら制御点をドラッグすることで、画像を回転させます。
    • これらの操作を「右ドラッグで」行うと、「中心位置」に対して拡大・縮小・回転させることができます。
  • 中心点をドラッグすることで、中心位置を移動させます。
    「中心位置」は描画位置・移動先で共通です。

描画位置

操作対象を「描画位置」に切り替えます。


移動先

操作対象を「移動先」に切り替えます。

アクティブ

操作対象の画像だけを表示するようにします。

リアルタイム

画像の操作が画面にリアルタイムに反映されるようにします。
その操作による画像の変化が分かりやすくなる一方、描画は重くなります。

ガイド

ガイドパスを利用し画像の移動させるようにします。
ここでひいた線に沿って画像が移動するようになり、複雑な動きを簡単に作ることができます。

  • マウス右クリックでガイドパスのアンカーを追加/削除します。
  • アンカーを左ドラッグで、そのアンカーの座標を動かします。
  • その他の場所を左ドラッグでガイドパス全体を動かします。
  • アンカーをSHIFT+左クリックで、座標を整数化・微調整します。

  • アンカーの座標を表示
    チェックした状態でアンカーを左クリックすると、そのアンカーの座標をポップアップ表示します。
  • ガイドを曲線にする
    ガイドパスを曲線にします。
    滑らかに動くようになりますが、等速運動は保証されません。
  • アンカーを全て削除
    ガイドパスのアンカーを全て削除し直線運動に戻します。

サイズ変更

配置図の表示サイズを25%〜400%の10段階から変更します。
直接入力すると任意のサイズを指定できます。

  • [原寸]ボタンを押し込むと表示サイズを100%に変更します。
  • [全体]ボタンを押し込むと、配置図のサイズにちょうど合うように表示サイズを変更します。

右下にあるボタンです。
下絵の表示/非表示を切り替えます。
下絵はプレビューウィンドウで再生した内容が表示されます。

  • 下絵表示時、視覚配置画面の右下にシークバーと再生/停止ボタンが表示されます。
    ここから下絵の再生・停止・コマ送りが可能です。

描画位置

画像の初期位置や状態を数値から指定します。

  • サイズ
    何倍の大きさで表示するかを指定します。
    サイズを「:」で区切って指定すると縦横比を変更することもできます。

  • 角度
    傾きの角度を指定します。正の数なら右周り、-のついた数ならば左回りになります。

  • 輝度
    明るさを指定します。値が大きければ白く、値が小さければ黒くなります。

  • 不透明度
    画像の透け具合を指定します。値を下げるほど透明に近づきます。

  • マスク
    画像の形でマスクをかけます。
    マスクのかかった部分だけが画面に表示され、その外側は非表示になります。
    • マスク範囲
      どの深度の画像までマスクの対象とするかを指定します。


  • イベントのエフェクトに関する詳細設定をおこないます。
    設定は描画位置と移動先それぞれに変更できますが整合性は自動的に取られます。
    • カラーの変化
      詳細な色・透明度の変化を設定します。
      この設定を有効にすると輝度・不透明度の設定は無視されます。
    • ドロップシャドウ
      オブジェクトに影を落とす効果を付けます。
      SWF8のみ有効な項目です。
    • ブラー
      オブジェクトにぼかし効果を付けます。
      SWF8のみ有効な項目です。
    • グロー
      オブジェクトの周りを光が包み込むような効果を付けます。
      SWF8のみ有効な項目です。
    • ベベル
      オブジェクトを立体的に浮き上がらせるような効果を付けます。
      SWF8のみ有効な項目です。
    • カラーマトリクス
      「カラーの変化」より更に詳細な色の変化を設定します。
      「モノクロ」「セピア」の設定はボタンから設定することもできます。
      SWF8のみ有効な項目です。

移動先

画像の移動後の位置や状態を数値から指定します。
項目や設定方法は「描画位置」と同じです。

速度変化

画像の移動速度を徐々に変化させます。
値を大きくすれば減速、小さくすれば加速になります。

中心位置

画像の中心座標をどこにとるか、数値から指定します。
この座標を元に「描画位置」などでの位置指定をを行います。
また同じく「角度」もこの座標を軸に画像を回転させます。

  • 画像の中央に設定/画像の左上に設定
    画像中央の座標を自動取得します。
    「左上に設定」の場合は、座標(0,0)を自動取得します。

ボタンにする

画像をボタンに設定します。
ボタンにはアクションを割り当てることができ、ボタンクリック時にそのアクションを実行します。
ただしボタンからは実行不可能なアクションも存在します。→アクションの設定

ボタンの画像ID

ボタンの画像を状態によって変更することができます。

  • ボタンを押下
    ボタンを押した時、マウスボタンを押下してから離すまで表示させる画像を変更します。

  • マウスカーソル通過
    カーソルがボタン上に乗った時に表示させる画像を変更します。

  • 当たり判定
    ボタンの当たり判定(クリックできる範囲)を変更します。そのための画像を指定します。
    PDR画像を指定すれば当たり判定を自由な形に設定できます。
    当たり判定として指定した画像自体は、画面には表示されません。

サウンドイベントの設定

  • 再生
    サウンドを再生します。一度最後まで再生し終えると停止します。

  • 停止
    再生中のサウンドを停止します。

  • ループ再生
    サウンドをループで再生します。

  • ストリーミング再生
    サウンドをストリーミング再生します。
    この場合の「ストリーミング再生」は「本物の」ストリーミング再生のことです
    2つ以上のサウンドを同時にストリーミング再生することはできません。
    ストリーミング再生中に別のサウンドをストリーミング再生すると、前のサウンドは停止します。
    ストリーミング再生はMP3ファイルのみ可能です。

  • ストリーミング停止
    ストリーミング再生を停止します。

音量

サウンドの音量を変更します。
左右バランスの調整も可能です。

スプライトの設定

  • インスタンス名
    スプライトにインスタンス名を付けます。
    主にActionScript利用時に使います。

  • スクリプトを編集
    スクリプトエディタを開き、ActionScriptを記述します。

前面

イベントのプロパティを常に最前面に表示するようにします。

ブレンドモード

オブジェクトの深度間の重ね方を設定します。
SWF8のみ設定可能な項目です。

  • なし
    何も行わない、従来通りのものです。
  • 標準
    標準の方法です。要するに「なし」と同じです。
  • レイヤー
    スプライトを重ねる際、カラーに影響を与えません。
  • 比較(暗)
    背景より暗い領域のみ描画します。
  • 乗算
    オブジェクトの色と背景の色を乗算し、より暗い色で描画します。
  • 比較(明)
    背景より明るい領域のみ描画します。
  • スクリーン
    背景の逆の色とオブジェクトの色を乗算し、白っぽく描画します。
  • オーバーレイ
    背景の色に応じて乗算またはスクリーンをおこないます。
  • ハードライト
    オブジェクトの色に応じて色を乗算または選別します。
    スポットライトを当てるのに似た効果です。
  • 差の絶対値
    背景の色とオブジェクトの色のどちらが明るいかに従い、どちらかの色に減算をおこないます。
    色の反転に似た効果です。
  • 反転
    背景の色を反転させます。
    オブジェクト自体は描画されません。
  • アルファ
    アルファマスクを適用します。
    親スプライトのブレンドモードが「レイヤー」である必要があります。
  • 消去
    全ての背景の色を削除します。
    親スプライトのブレンドモードが「レイヤー」である必要があります。

その他

  • 右ペイン上部をダブルクリックで、スプライト編集からメイン画面編集に戻ります。
  • 右ペイン上部を右クリックで、スプライト一覧を表示します。