カテゴリー:本体操作
プレビューすると、絵が表示されて一瞬で終わってしまいます。ゆっくり再生するにはどうすればいいのですか?
FLASH製作においては、FPS(秒あたりフレーム数)を考えてやる必要があります。ParaFla!のメニュー「ファイル」-「プロジェクトのプロパティ」を見てみましょう。FPSという項目があります。
FPSとは、Frames Per Second(秒あたりフレーム数)を表します。つまり標準ではFPSが「12」となっていますが、これは1秒間に12フレームが存在することを示します。
それではフレームとは何かですが、これはセル画アニメーション製作に例えるとセル画のことです。もちろん一秒間に使う数が多ければ多いほど動きは滑らかになりますが、大きくすればいいというものでもありません*1
さてFPSのことを理解したら、実際に自分が表示させようとしている絵は何秒表示したいのかを考える必要があります。ParaFla!の画面右側のイベントリストを見てください。自分の作ったFLASHの流れが表示されていると思います。その中から適当な画像ファイル表示イベント(種別が画像となっているもの)を選んで、ダブルクリックでプロパティを表示してみましょう。
「フレームカウント」という項目があります。これが、その画像を表示するフレームの数です。つまり、ここに「1」と表示されており、プロジェクトのプロパティで表示されるFPSが「12」の場合には実際にこの画像が表示される秒数は1/12秒ということになります。これでは短いですね*2。
それでは、フレームカウントを増やしてやりましょう。MP3ファイルとの同期を考えないのであれば、適当なフレーム数でいいでしょう。2秒くらい表示したいのであれば、12(fps)×2(秒)=24(フレーム)に設定してやればいいわけですね。3秒なら36、10秒なら120です。