アピス


アピス(Apis、hcpy)

 メンフィスを中心に信仰されていた雄牛、もしくは雄牛の頭をもった人間の姿をした豊穣の神後にアトゥムラーホルスと結び付けられたことにより、太陽の側面を持つようになったが、『天の雄牛』としてつきとも関係付けられる。アピス信仰の際には、一匹の牛を神として選び、その雄牛が死ぬまでアピスとして信仰する。そのアピスが死ぬと死体をミイラにし、装飾を施した後石棺に納めた。その後神官たちが雄牛を選定し再びアピスとして信仰する。それを何代も続けていた。

ウブメ