アケル


アケル(Aker, 3kr)

その名は大地を意味していると思われる。アケルは大地を擬人化したものだが、 それはゲブが象徴しているような惑星というより、地表という意味においてである。

アケルは静的であり、受動的である。二頭のライオンの姿をとるアケルは地平線の番人として見られ、 同時に冥界のひとつのイメージであり、アケルは地下世界の神として、隠れた太陽であるアトゥムを、テュポン?系の動物である蛇のアポピスの攻撃から守る。

第二の大地の神であるアケルは、聖域も礼拝所も持たないが、四元素の一つ(土)としていくつかの神殿の大宇宙図に描かれている。

ウブメ