old / フォリス帝国


【概要】

俗に帝国と呼ばれる強大な国家。正式国名はラテン語で扉を意味する「FORIS」。代々朝霧家の皇帝が治め、絶対王制を敷く。首都はヤクーツク
2063年のロシア崩壊と同時に建国され、多くの移民を受け入れることで急速に勢力を拡大していった。公用語は日本語、ロシア語、英語。

【歴史】

第三次世界大戦中、日本からの移民が徐々に集団化し、ロシアの崩壊により独立した。初代皇帝は六雄三姫が一人、朝霧司(初代)
その後、世界各国から多くの移民を受け入れた。彼らの中には多くの富裕層・技術者が含まれており、その財力と技術力を基盤に国としての体制を整えると同時に戦騎を世界で初めて実用化した。
第四次世界大戦においては西の旧ロシア地域、日本を含む南のアジア各国を撃破して勢力を拡大しているが、一方で散発的な反乱にもあっていた。
朝霧家が代々皇帝として君臨し、その際は創始者にならって「朝霧司」と改名するが、二代目以降は川早家が枢機卿として皇帝以上の権限を持ち、実効支配してきた。

【本編中の出来事】

2138年1月1日時点では旧ロシアの東半分および旧中国の大部分、モンゴル、朝鮮半島、日本?を支配下に置いており、日本の反乱を3カ月で鎮圧すると、
川早一郎率いるアーリーウィングス(2代目)を主力とした大軍を投入して征西を行って各国を制圧。大国EAUをも崩壊寸前まで追い詰めた。
同年6月10日、川早政春によるクーデターで一時は混乱をきたすが、8月7日の一夜革命によって政春らを粛正して正常化すると、その後は川早一郎が枢機卿となって全権を握った。
枢機卿となった川早一郎は侵略行為を再開し、12月の統一戦役の勝利をもって歴史上初めて、地球全土を統一する。
その一国統治体制は、2144年年初に起きた川早一郎の偽装死から続いた天帝の乱によって独立運動が盛んになるまで5年間におよび続いた。
天帝の乱終息後は各国からの批判を逃れるため竹内良太レオナルド・シャーシャに命じて地球圏統一同盟を設立させ、各国の自治権を認めたうえで協調路線を取った。