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お前達がイマリに感じている想いは、俺達がお前達に感じている想いだ。
何歳で成人だろうと関係ねぇ。
俺からしてみりゃ、お前達がどれだけ戦騎の扱いが上手かろうと、半人前の仮免だよ。
ガキを戦わせたくないって思うのは、一人前の大人なら当たり前のことだ。
――お前達には、俺も団長もすっげぇ期待してたんだぜ。本当によォ。
戦闘中、サキがショウとともにイマリを救い、その才能の一片を垣間見る。
戦闘終了後、サキがイマリに声を掛け、直接褒める。
後にイマリがショウを見限った後で、尊敬対象をリョウではなくサキにしたことと、
天帝の乱でサキがイマリを天帝十二聖君に起用したことの伏線とする。
ただ、そこにいるだけでいい。
何をすることも求められない関係が、僕には心地良かった。
ケン「私が彼女に何を望む?」
ショウ「好きになってしまえば、理由なんていくらでも見つかるさ」
ルイ「あたしがあの子を排除するわけにはいかないでしょ」
ショウ「そんなにあいつが憎いんですか」
ルイ「あたしは自分の意思で戦騎に乗った。あんたもそう。でも、あの子は違う」
ルイ「あの子は戦乱を制す道具。あたしはそういうの認めない」