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政臣、政宗も政春に同伴している。
サキは拘束状態で、牢屋の鉄格子越しの会話。
政春がサキを恐れつつ、見下す。
サキが余裕を見せる。
政春の脇に控えていた政宗が、サキのふてぶてしい態度を見て発言する。
政宗「もっと怯えて見せた方がいい。そうでないと、僕らは君を殺したくなる」
サキが政宗の台詞に便乗して政春を煽る。
政春が頭に血を上らせ、サキを殺すまでもない、と言い残して立ち去る。
政宗が興味深そうにサキを観察してから、政春の後を追う。
政宗としては、ここがサキとのファーストコンタクト。
以前から戦績は認めていたが、惹かれ始めるのはここから。
政春に追いついた政宗が、監獄の廊下で、サキと政広の命を奪うよう進言する。
政春が「このような場所で迂闊な発言をするな」と政宗を叱り、
一層ムキになって、二人は殺さずに自分を認めさせると言い切る。
政春が二人の脅威を過小評価し、生かしておいても害なしと判断したため。
政広は(政春が上手くやった場合の)将来的な枢機卿禅譲をちらつかせている。
サキは前述の場面で、政春のプライドを刺激して、自分に害がないよう誘導している。
政春の見通しの甘さを描き、政宗の一夜革命参加を自然な流れとする。
二人が殺されなかった理由を明確にすること自体にも意味がある。
確かにあたしは非力かもしれない。でも無力なわけじゃない。
俺は最低だ。結局、何も見えてなかった。
相手が悪いからといって、こちらが正義だとは限らない。
甘ったれるのもいい加減にしたら?
寂しいのはあなただけじゃない。一人ぼっちなのはあなただけじゃない。
もっと強くなりなさい。……そうしないと、あなたはいつまでも一人ぼっちなのよ。
他人のせいにするものじゃないわ。
私は未来永劫あなたを許さない。けれど、彼女はあなたを罪に問わないかもしれない。
ショウは国外脱出を手伝った際に、集中砲火を浴びてヴァローナを失う。
ヴィルヘルムは事前にこのことを予知し、ショウに伝えて自重を促していたが、
ショウは半信半疑のまま助けに入る。
ヴィルヘルムはこれを負い目に感じ、ショウと新しい機体と引き合わせるべく、
ガヴリイルのもとへ導く。
成田「なぁ、俺達の戦いはどうなる。潰されて無残な死を迎えるだけなのか。
成功するのか」
ヴィルヘルム「僕の言葉で、貴方は未来に対する努力を変えるのですか?」
サキ「泣いても、いいぞ」
ミキ「(涙を拭って)あたし、泣かないわ。まだ泣きたくない。あなたが微笑むまでは」
政広「なぜここに来た」
リョウ「何かが変わるかもしれないと思ったから」
政広「若いな……」
以下、検討中。
救助後、ショウがマイ達を置き去りにして去るシーン。
マイ「世界を守ること。家族を守ること。どっちが大切?」
マイ「わたしはショウくんのこと、家族だと思っているよ」
マイ「ショウくんはわたしを守ってくれないの?」
ショウ「俺の居場所は此処じゃない。自分の居場所は自分で作る」
ショウ「マイ。元気でな」