私はもう一度、あなたと戦ってみたかった。
俺は貴女とだけは戦いたくなかった。
直前にショウとルイで竹内家(リョウ、マイ、ルイ&ショウ)に関する会話。
ルイは「あなた達を守る」と言って出撃。
リョウとミキがマイ&ユイ救出をショウに任せようとする。
ショウが自分で助けろと憤慨する。
リョウ「自分のために戦うわけじゃない。大義のためだ。僕には他の役割がある。
君が革命に参加したくないのならせめて僕の妹を助けて欲しい」
ショウ「家族より大切なものがあるのか? ルイさんは俺達を守って死んだんだぞ」
=ショウとリョウ、ミキの思想の違いを明確にし、ショウの革命不参加に説得力を持たせる。
一夜革命に乗じて、ショウがマイとユイを助け出す。
=ショウはリョウやミキの意見を呑んだわけではなかったが、結局マイ達を見捨てられなかった。
ショウの好感(共感)度UPを狙う。リョウやミキはDOWNやむなし。
このリョウとミキの冷淡さが後のアメリカ東海岸戦線でのリョウの態度(やや尊大。上から目線)や、
天帝の乱でのミキ(サキに付いて行く)に繋がる。
名目上はショウの監視。
マイの意向(子供っぽくて嫌という建前)でショウがマイを呼び捨てするようになる。
ショウにとってはマイは妹分。マイはショウに恋慕。
マイが仕事に明け暮れ自分達を顧みないリョウに不満を持つ。
ショウ「リョウを責めないでやってくれ。あいつは大変なんだ」
マイ「ショウくんはお兄ちゃんが忙しいから代わりにわたしの面倒を看てくれていたの?」
ショウ素直に苦笑い。→マイ傷心で大激怒。
司「あなたには寂しい思いをさせてしまったかもしれません。けれどわかってあげてくれませんか」
司の弟や妹の話もする。
=司の出番増量。
マイがリョウの苦労と、マイを気に掛けていることを肌で感じる。
→マイがリョウを見直す。
マイがリョウの補佐(既存通り)
=兄妹の和解。
※部隊章の話のとき(第04話?第03話)
第04話では刻印していないと、村でアーリーウィングスだとバレる流れにならないのでマズイ
サキの紋章(蛇)の話→部隊章が未刻印である件について
サキ「発注はしている。この出撃を無事に終えて帰ってきたら、マーキングするさ」
ショウ「そんな死亡フラグ立てないで下さいよ」
サキ「死亡フラグ? なんだそれは?」
リョウ「ショウ君。そんな単語、普通は知らないと思うよ」
サキ「なんだ。二人して、わたしを無知と笑うか」(あくまで余裕を持った態度で悪戯っぽく)
ショウ「いや。そういうわけじゃなくて……。ええと、昔の物語なんかで、登場人物が死ぬときの伏線っていうか。
その後に死んじゃうキャラクターにお約束の台詞パターンがあってですね」
(サキを怒らせたかと勘違いしてしどろもどろに)
サキ「ふむ。この場合だと、わたしの『この出撃を無事に終えて帰ってきたら』か?」
ショウ「はい」
サキ「そういう発言をすると、因果関係は不明だが、とにかく身に不幸が訪れる、というわけだな」
ショウ「……です」
サキ、苦笑する。
サキ「そうか。わたしは占いや言い伝えの類は好きではないのだがな。うん。まぁ、覚えておこう。気を付けるよ」
サキ「そういえば、お前はこういうのを知っているか?」
ミキ「何?」
サキ「わたしはこの戦いが終わったら、一人の女として、お前にとても大切なことを伝えようと思う」
ミキ「……え? 何、それ。あなたが、あたしに?」(サキの台詞を正面から受け止めて、真剣に)
サキ「俗に死亡フラグ、というのだそうだが」
ミキ「――それって確か、作っちゃいけないって奴じゃなかったかしら。誰に吹き込まれたの?」(気落ちして)
サキ「昔、むかーし。わたしが初めて自分の部隊を持った時の、部下達にな」
ミキ「……ショウ?」
サキ、にやりと笑って肯定する。
ミキ「そんなこと言い出すの、あいつくらいだし」(全て冗談かと思って溜息をついて)
サキ「聞いてくれるか?」
ミキ「本気、なの?」
サキ、首肯。
ミキ「だからそういうこと言ってると、死ぬんでしょ。ダメじゃない」(誤魔化そうとする)
サキ「わたしは死なない。わたしはこれから世界の全てを統べるのだ。
過去あった物語のセオリーの一つや二つ、わたしの道理で捻じ曲げてみせる」
ミキ「信じるわ」(溜めてから)
サキ「あぁ。約束だ」
サキ「ミキ。最期になってしまったのは残念だが、お前に伝えておくことがある」
サキ「お前がどんな男に惚れようが自由だが、わたし以外の女にかしずくのは許さん」
ミキ「馬鹿ぁ……」
サキ、死亡。
ミキ「馬鹿ぁ……」
「『お前がどんな男に惚れようが自由だが、わたし以外の女にかしずくのは許さん』
……あたし、天地が引っくり返ってあんたの嫁に収まることがあったとしても、皇帝陛下にはお仕えできない」
※この場面でミキがどんな意図で「あんたの嫁」云々と言ったのかは明確にしない。(ショウも突っ込まない)
リョウが子龍から、槍の使い方について学ぶ。
戦騎ではなく、生身で棒を使っての訓練。→戦騎での戦いにフィードバックできることを示す。
ミキ?「ヴァローナに槍なんかないでしょ?」
リョウ「将来使うかもしれないから。自分で使わなくても、相手する場合に役立つかもしれないし」
宇宙決戦で、リョウがヴェーチェルで、巧みな槍捌きを見せる。
「くたばるまで人生続いてんのよ(だから一緒に戦おう)」
「くたばるまで人生続いてんだろ?」
サキの死を受け入れ、燃え尽きようとしていたミキを許さない。
=ミキの最後をフォロー。
終わってみたら、マイではなくミキの方がショウの相方っぽい感じになる。
ショウはサキの指示で戦騎の宇宙対応のテストライダーを務めていた。
期間は2140年1月からの約1年間。窓口になったのはミキ。ミキはショウの前では戦騎に乗らず。
ミキ「あたしはあんたのマネージャー」
ショウ「勿体ねぇな。お前、自分で思ってるより立派なライダーだぜ?」
ミキ「ご心配なく。あたしはあたしで、機会は貰っているわ。あんたの前では乗らないだけ」
イマリも選ばれており、ショウの姿を見かけて食ってかかる。
ショウ「俺も嫌われたもんだな」
イマリ「当たり前だ! この裏切り者が!」
→第五部でイマリが帝国を裏切ることになってのやり取りに続く。
ショウは月基地での蜂起こそ知らなかったが、サキが宇宙を重視していたのは知っていたので、
偽装死後、月との連絡が途絶えると、真っ先にサキの意図に気付いた。