Ver0.05 / シナリオ / 第四部


Ver0.05/シナリオ


  1. 前半
  2. 後半
  3. 太平洋上(統一戦役直前)
  4. アメリカ東海岸(統一戦役直前)
  5. 太平洋戦線
  6. アメリカ東海岸戦線

前半

リョウがショウを説得するシーン1

ショウ「お前もサキも。一体いつからそんなに傲慢になっちまったんだ」
リョウ「サキは元からあんなものだったと思うけど」
ショウ「いいや、違うね。昔から上から目線ではあったが、こっちの話を聞かないヒトじゃなかった。
ショウ「それに、お前だ。サキはともかく、お前はそんな言い方をする奴じゃなかっただろうが」
ショウ「一体どうしちまったんだ。謙虚なお前は、どこに行ったんだよ」

リョウ、ルイを失った悲しみと、修羅の道を行く覚悟を吐露。
ルイの死がもたらしたもの。二人の決定的な差。

リョウがショウを説得するシーン2

リョウ「ショウ君、陛下(or大宮政広閣下)にお目通りしないかい?」
ショウ「お前、そんなところに話が通せるくらいに偉くなったのか」
リョウ「人が足りないんだ」
ショウ「サキは枢機卿なんだろ。どこの組織からでも、引き抜けばいいじゃねぇか」
リョウ「僕らは欺き欺かれるのが日常な世界に足を踏み入れている。
    優秀な人材の放つ光は遠目から見えても、心まで把握するのは容易じゃない」
ショウ「だから、知り合い集めて慣れ合うのか。そんなんで世界が獲れるのか?」
リョウ「耳が痛いな」

リョウ→ショウ

他人に幸福を与えることはできないかもしれないけれど、不幸を取り除くことはできる。それはきっと素晴らしい仕事。
嫌い嫌いを重ねていって、結局何もできなくなっていく。それが今の君だ。
僕は『正義』を口にできるほど大人でも子供でもないよ。
でも、自分のやろうとしていることは胸を張って肯定できる。
ショウ君。一緒に戦おう。

サキ&成田

成田「大宮早姫も、一人の女の子だったか?」
サキ「今さら、そんな言い訳が通らないことくらい承知しているよ」
サキ「わたしは大宮早姫。人類最後の伝説の主役を務める、特別な女だ」
サキ「わかっている。わたしが、世界を征服する。皇帝陛下に献上するのだ」
成田「陛下の為のオペレーション・ラストレジェンドだったのか? 俺はてっきり――」
成田「いや、やめよう。不敬罪で密告でもされたらつまらん」


ケン 戦場で敵兵に向かって

お前達を……救ってやるよ。怖いだろう? 死ぬのが。
そんなに脆いもの(命)を持っているから、苦しいんだ。持つものじゃないよ。いつか、失うものなんて。
解き放ってやる。その一切の苦しみから。切り裂いてやる。その生命の呪縛から。

後半

ショウ&ユーリヤ

戦騎の操縦水準について
ユーリヤ「訓練すれば、わたくしにでも扱えますでしょう?」
ショウ「まぁ、荷物運びくらいならできるようになるだろうさ。けど、戦うのは無理だ」
ユーリヤ「どうしてですの?」
ショウ「あんたは生身で走れるし、物を掴んで、たとえば食事だってこなせるだろうが、
    銃を取って俺を撃てるか? 俺は逃げるし、抵抗するし、反撃だってする。
    俺とあんたが拳銃一丁持ちあって戦ったら、どっちが勝つと思う?」
ユーリヤ「それは……」 ショウ「戦騎に乗ったって。それは変わらない。厳密に言うと、少し違うけど、
    まぁ、あんたと俺みたいなのの比較じゃ、変わらないと言っていい」
ユーリヤ「厳密なお話をして下さらない?」
ショウ「優秀なライダーであるには優秀な兵士である必要がある。
    戦騎の操作・行動や武装は基本、人体と人間用の兵器を模しているからだ」
ショウ「ただし、これは必要条件であって十分条件じゃない」
ユーリヤ「優秀な兵士が必ずしも優秀なライダーであるとは限らない?」
ショウ「よくできました。その通りだ。戦騎の扱いには、独特のコツみたいなものがある。
    これが飲み込めないうちは、いくら武器の使い方がうまくて、戦術の蘊蓄があっても、
    まともなライダーにはなれない。ここの説明はちょっと口では難しいんだが。
    技術的な側面ももちろんあるんだが、それだけじゃない。
    やってみてる間に、パッと閃いてぐわっと乗れるようになる。
    その経験が必要だ」
ユーリヤ「段々、厳密ではなくなってきていますわ」
ショウ「仕方ねぇんだよ。誰に訊いても似たようなことしか言わないぜ。
    陸戦型であれ空戦型であれ、基本は一緒だ。
    戦騎が自分の手足になる感覚。これがない人間が普通のライダーと戦うと、
    一般人対超能力者みたいな、むごい戦いにしかならない」
ショウ「ま、ライダーが自分を特別視しがちな理由もこれだろうな」
ユーリヤ「あなたも例外ではなくてね?」
ショウ「そうだな」

ショウ&ユーリヤ

これ以前に二人が接触し、ショウの生まれがロストフ王国であり、ルーツは王国にある、と明かしていること。

ユーリヤ「あなたの本当の名前を教えて頂けますか?」
ショウ「俺は高谷将一だよ。それ以外の、何者でもない」
ユーリヤ「あなたは祖国を捨ててしまわれたのですか?」
ショウ「だったらわざわざあんたらを助けたりしねぇよ」
ユーリヤ「この国は今でも、あなたの帰るべき場所。どうか、そうお考え下さい」
ショウ「あー。この国もフォリス帝国も、俺の大切な居場所だよ。それじゃ、ダメなのか?」
ユーリヤ「あなたは素敵なお方。この小さな一国に収まる器ではないのですね」
ショウ:……。
ユーリヤ「でも、わたくしはこの国の女王ですから。この国と共に生き、この国と共に散る。それが、わたくしの務めです」
ショウ「馬鹿だよ。あんたもフォリス皇帝も。どっちも、自分の大切な人達を守りたいだけなんだ」
    それがどうして、手をとりあえないんだ」
ユーリヤ「そうですね。フォリス皇帝も若い女性とお聞きします。いつか、お話したいです。
     今、貴方とこうして語りあえているように」
ショウ「あぁ。そうすりゃいいんだ。そうすれば、きっと戦いなんてなくなる」

リョウ ショウについて

たとえ友人だろうが敵には違いないし、たとえ敵だろうと友人には違いありませんよ。


リョウ ショウの失踪について 死亡説の否定

僕の希望的観測が混ざっているのは否定できませんから。

ミキ&優樹

ミキ「死は全てを清算しない。それはあなたが生きてきた痕跡を消すことはできないのだから」
優樹「お前に僕の何がわかる? お前はこの国の何を知っている?」
優樹「勘違いするなよ。我ら日本人は、お前達を同胞とは認めていない」

太平洋上(統一戦役直前)

政臣&政宗

政臣「お前はいつだって、評論家気取りで俺達を高い所から見下ろしているのだと思っていたがな」
政臣「自らその舞台に上がってその手を汚そうとは、一体どういう心境の変化だ?」
政宗「サキが僕を変えたんですよ。彼女は世界の全てを塗り替える。誰であろうと、拒むことはできない」

都落とし

京都、スラヴァを落とした実績から、ヤクーツク奇襲を前にして。
ハインリヒ「都落としのハインリヒ」と呼んで下さい。

※紅が喋れるなら。でなければ誰か代役。
紅「都落ち?」
ハインリヒ「ははは。お約束なボケをありがとう」


ハインリヒ→テンレス・タオ

後悔しないためというよりは、納得するためですかね。

ハインリヒ→紅

何も、君のことだけ見ていたわけじゃないさ。……でも、君のことだけ考えていた。

アメリカ東海岸(統一戦役直前)

ショウとネロ

ネロ「初めまして。ショウイチ・タカヤ」
ネロ「僕はネロ。かつて君達と対峙した者」
ネロがショウにラムネを進呈。
ネロ「炭酸は苦手かい?」
ネロ「お近づきの印だ」

ネロ→ショウ 政春を唆したことについて

ネロ「言っておくが、僕は時計の針を進めただけだぜ?」

※ネロの口調は後で整理する必要あり。


ネロの根底にあるもの

※ヴェーチェル(フルウェポン)の「全部一人で戦うつもり(の装備)」から続く。

ネロ「いいじゃないか。彼が全部追い返してくれれば、楽チンで」
ショウ「やる気のねぇ奴だな」
ネロ「サキがいないからね」
ショウ「どうして、そこまでサキに拘る?」
ネロ「オオミヤの血を根絶やしにするのが、僕の使命だ
   ――と、刷り込まれて生きてきたんでね」
ネロ「僕は君が羨ましい。戦うことの意義に悩める君が」
ネロ「憐れまないで欲しいな」
ネロ「クリスが妬くからあまり口にしたくないんだけど……。本音を言うとね。一目惚れさ。
   そして、彼女と戦うたび、姿を見るたび、声を聴くたびに、どんどん愛しく思えた。
   それはそんなに多い機会ではなかったけれど、僕の心を奪うには十分だった」
ネロ「僕は彼女を殺す。彼女を殺すのは僕だ」
ネロ「それに、やることはあるってのは幸せなことだと思うんだ」
ネロ「もし世界が一つになって、戦争が撲滅されたら、その世界で人々は何を目的に生きるんだろうね」
ショウ「個人の小さな幸せだろう」
ネロ「的確な答えだ。そして軋轢と対立が生まれ、地上は再び戦火に焼かれる」
ショウ「……」

太平洋戦線

サキの降伏勧告

開戦直前。サキが帝都防衛成功の公表、武力行使の宣言、降伏勧告を行う。
日本語→ロシア語→英語の順で三度。

隠し腕

プラーミァの隠し腕について。サキ側の誰か。Aは技術者?
発言者A「ナンセンスだ。人間にはない器官など」
発言者B「羽も人間にはないんじゃね?」
発言者A「その通りだ。近年の戦騎は、徐々に本筋からずれ始めている」
発言者B「っても、現実に存在するし。動かせるみたいだしね」

アメリカ東海岸戦線


ネロの支援

ネロがハイペリオンでEAU残党の指揮を取り、ショウのヴァローナ/ヴェーチェルを援護。
ネロ「XXXを独りにするな」

ショウ(の機体)を何と呼ぶかは要検討。

ショウVSイマリ+αの大軍

イマリが多数の味方と共にショウ一機を取り囲んで、一人で戦う愚かさを説く。
実力者だったルイも一人で敵に囲まれて死んだ、と、
友軍と満足に連携せず、自分の力だけで戦おうとするショウを揺さぶる。
ショウに結構な精神的ダメージが入る。

ネロ ショウの機体乗り換え後?

ネロ「見せて下さい。ワンマンアーミーの行く着く先を」

ショウVSリョウ

ショウ「俺は色んな人達の色んな想いを背負ってここに立っている。
    そう簡単に屈するわけにはいかないんだ!」
リョウ「君もようやく他人のために戦うことを覚えたんだね。立派だよ」
リョウ「それで、その色んな人々は、君を最前線に送り出して、何をしているのかな。
    神様へのお祈り? 逃げ出す準備? それとも、降伏の算段でも立てているのかな?」

リョウ 最終通告

「最後に一度だけ言う」
「負けを認めるんだ」