【名詞】作中では一般に、戦騎のライダーが使用するライダーズカードを指す。
【名詞】フォリス帝国では枢機卿が軍の最高責任者を兼ねており、全ての騎士団の頂点に立つ。運用は騎士団単位で陸空海軍の明確な区別はないが、陸空海それぞれに対応する皇帝直属の騎士団は存在した。
一方、EAUや日本など他の多くの国には依然として陸空海3つの軍隊が存在し、それぞれ元帥に相当する役職が置かれた。(例外的にネロは自分の部隊名を雷鳴の騎士団としている)
フォリス帝国における騎士団と階級の関係については、騎士団の項を参考のこと。
【名詞】フォリス帝国では戦騎を有効活用する手段として、半官半民の独立部隊制度を導入した。それが後にそれぞれの名と旗を掲げ、騎士団と呼ばれるようになった。
大きくは戦騎百機超から、小さくは2〜4機の小隊程度まであり、その特性も荒事を生業とする傭兵的な色合いが強いものから、皇帝や財閥等のお抱えである地位と名誉を重んじるものまで多種多様である。
サキが地球圏統一を成し遂げた後に軍事再編成を行い一つの正規軍として再編成を試みたが、猛反発にあって撤回された。
【固有名詞】EAUの最高権力帰機関。権力はここに一極集中している。2138年当時の議長はヒュー・グラントである。
サキの征西をネロの奇策で撃退した後、そのネロを危険視して抹殺しようとするが逃亡を許し、
一夜革命でサキがフォリス帝国の権力を掌中に収めると人材不足から対抗手段を講じられず、降伏して解散を命じられた。
【名詞】大陸で攻防を繰り広げていたフォリス帝国が、日本の虚をついて月から戦騎部隊を首都京都に直接降下させ、占領した作戦のこと。
アーリーウィングスは大陸でリュウらと交戦中であり、参加していない。ハインリヒ・エーベルトが参戦している。
この作戦によって日本は降伏し、フォリス帝国はアジア方面の戦局を封じることに成功した。
【国名】作中では一般に、欧州連合(EU)からの系図を継ぐ欧州ならびに北アフリカ連邦共和国(EAU)を指す。
【名詞】戦騎の持つ通信機能の一つ。両機が数十メートル圏内にあるとき、戦騎同士で双方向の音声・映像通信を行うことができる。
また、戦騎のスピーカー機能を用い、戦騎(コックピット)から外部へ音声を届けることも可能。
この有効範囲は機体によって異なるが大体は機体から二、三十メートル程度である。
【地名】シベリア中部の都市。政治・軍事の重要拠点。
第二部ではフォリス帝国軍にスラヴ統一連盟の軍勢が攻撃を仕掛けた。
【名詞】各国で健在。フォリス帝国でも建国当初から戦争を跨ぎながらもしぶとく生き残ってきた。
【固有名詞】黒沢財閥系に属する大企業で、日本における戦騎開発をほぼ独占している。土蜥蜴や華月を設計、製造したのも本企業である。
【名詞】通称オールエリア・パスポート。マスターキーのようなもので、ある施設の全てのキーロックを解除できる。
渚救出作戦の際、シャラーヴィン軍事研究所の黒の鍵をショウが入手してリョウに手渡した。(ショウに預けたのはルイ)
天帝の乱の後、リョウとレオナルドを中心に行われたフォリス帝国の軍事組織の大幅な改変のこと。
帝国固有のシステムである各騎士団の独立性にメスが入れられ、皇帝直属の監察機関が上に置かれることになった。
【名詞】アーリーウィングスで用いられたのは次の通り。
第一隊:ミェーチ(剣:меч)、第二隊:ピーカ(槍:пика)、第三隊:ルーク(弓:лук)