用語一覧 / あ行

アーリーウィングス †

【固有名詞】騎士団の名前。大宮政広を団長とする初代と、サキを団長とする二代目がある。ともに日系人を主体とした部隊である。
初代は竹内瑠衣をはじめとする四大女王を擁し、大隊規模の大きな組織で、ユーラシア大陸を駆け回って第四次世界大戦の最中、帝国軍でも随一と呼ばれるほどの戦果を上げた。
また二代目は組織規模こそ初代に遥かに及ばないものの、ショウを筆頭に一騎当千の猛者を揃え、第四次世界大戦終盤における祖国防衛と、そこから転じた征西を成功させた。

藍玉宮 †

【固有名詞】フォリス皇帝の住まう王宮。中盤以降、舞台の一つとして登場する。

暁の騎士団 †

【固有名詞】ハインリヒがアーリーウィングス加入前、京都強襲作戦当時所属していた騎士団。

アメリカ東海岸戦線 †

【時事】統一戦役の最終戦となった戦い。2138年12月24日（現地時間）に行われ、
一日で決着が着いた。攻めたのはリョウを司令官としたフォリス帝国軍で、
守備側はUSA、ロストフ王国らスラヴ統一連盟、EAUの残党、ショウである。

暗黒騎士団 †

【固有名詞】アーリーウィングス参加以前の成田正人を団長とした騎士団。戦騎とライダー、整備兵のみで構成されており、歩兵や戦車、戦闘ヘリは有さない。
ライダーは成田正人、王香桃、モーリス・ジョーンズ、イリーナ・パヴロヴァの四名。
彼らの結びつきは強く、アーリーウィングス加入後も半独立部隊として行動することが多かった。

イグニス †

【固有名詞】サキが月基地に配備した人類史上初の大型荷電粒子砲。その威力は月から放って半径数十キロメートルの大地を焼失させるほどである。

一夜革命 †

【時事】国賊としてフォリス帝国の時の権力者大宮政春に追われる立場にあった大宮早姫の部下達が2138年8月7日、彼女の誕生日に合わせて帝国全土で一斉蜂起し、
大宮政春を権力の座から引きずり下ろすと同時に大宮早姫をはじめとして大宮政春によって拘束されていた多くの要人を救出した事件のこと。
首謀者は竹内良太、鳥内実季、ジーン・タニーらである。この後、大宮早姫は大宮政広を追い出す形で枢機卿の座に就き、全世界統一へと乗り出すことになる。（→統一戦役）

宇宙決戦 †

【時事】西暦2141年2月8日〜10日。天帝の乱において、月基地を拠点とするサキの軍勢と、複数の衛星ステーションを足がかりにしたリョウ率いる討伐軍が雌雄を決した戦いのこと。
結果、サキの死と月基地の破壊によりその軍勢は敗れ、天帝の乱は失敗に終わった。

ヴャーゼムスキー †

【地名】ハバロフスク地方最南部にある都市。ハバロフスクの南（西）130kmに位置する。

近江財団 †

フォリス帝国建国時に戦騎製造を目的として設立された財団。スリーヴァの成功に始まり、ヴィスナー、ヴァローナに至る飛行型戦騎を完成させたのも当財団の尽力の賜物である。
また後のX-1ヴェーチェル、X-2ズィムリャーの基本設計、製造も手掛けた。（ほぼ完成に近づいたところを、ガヴリイルの強奪に遭う）

王国 †

【名詞】作中では一般に、21世紀後半に誕生して滅亡と復興を繰り返した悲劇の王国、ロストフ王国を指す。
ショウの出生地でもあり、作中でも何度となく興亡を繰り広げる。天帝の乱の後、新王ユーリヤ・アンドレエヴァのもと、独立を勝ち取る。

オペレーション・ラストレジェンド †

【固有名詞】若くてカリスマ性のある英雄の指揮下で、戦騎という武力による世界征服を目指す計画である。
立案者は大宮政広である。政広は自分に限界を感じた後、実行役（後継者）に若く優秀な実弟の大宮政樹を考えていたが、不慮の死により、一時的に頓挫する。
その子大宮早姫が育つまでの数年間、計画は政広や竹内瑠衣の手により、極秘裏のうちに少しずつ進められていた。