政春の乱


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【概要】

アーリーウィングス征西で多大な戦果を出したことで、サキに対する国内の評価は鰻上りだったが、嫉妬する輩も現れた。大宮政広の長男で次期枢機卿と目されていた大宮政春である。
政春のもとに、EAUネロから共闘してサキを蹴落とそうという密書が届く。政春はこれに乗って、アーリーウィングスおよび銀十字騎士団等、サキ派を潰していく。
これによって政春は一時的にフォリス帝国の権力を手中にするが、長くは続かず、一夜革命によって返り討ちに合うことになる。この動乱を指して政春の乱と呼ぶ。

【詳細】

サキおよび政広アーリーウィングスが後ろから撃たれる危険性を認識しており、
リョウをその母ルイの所に送って動向を探るなど対処を試みたが、一手遅く、後手に回ってしまう。
これは戦略担当だった政広の大きな失態であり、この点を指摘されて一夜革命後に枢機卿の座を辞すことになる。
その結果、甚大な被害を出した。四方を囲まれたアーリーウィングスは全滅し、基地は破壊され、多くの死傷者と逮捕者を出した。
ちなみにリョウは危機を察したルイの命を受けてスミレの援護を得るため月を訪れており、難を逃れた。
この乱の最大の悪影響は、多くの国外亡命者を出したことである。
ショウケンらはこれを機にフォリス帝国を見限り、一夜革命後も二度と戻ってくることはなく、反帝国を掲げて戦うようになった。

【戦死者】

【逮捕者】

【国外亡命者】