渚救出作戦


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【概要】

2137年12月、高谷将一竹内良太の二名が水原渚を彼女の所属する研究所から救出しようとして失敗した事件のこと。
実際には竹内瑠衣が裏で糸を引いており、その目的は二人の力量と覚悟の最終確認と、アーリーウィングスへの強制的な配属にあった。
最終的には竹内瑠衣の思惑通り、二人は事件の責任を負う形で士官学校を追われ、アーリーウィングスに配属されることになる。

【詳細】

本編開始直前の出来事。
リョウは母、ルイの所属する研究所でナギサと出会い、やがて時間をかけて恋仲になる。
しかしリョウが士官学校に通う一方で、ナギサはテストライダーとして苛酷な任務を与えられ続け、遂には大怪我をしてしまう。
大怪我をした実験を引き受けることが自分と士官学校まで外出することの交換条件だったと聞かされたリョウはショウの誘いに乗り、ナギサを研究所から連れ出す計画を企てる。
なお、ショウはナギサが士官学校を訪れた際に面識を持っている。しかし全てはルイの掌の中だった。ショウにリョウを唆すよう仕向けたのは、ルイだったのである。
二人は夜の研究所に忍び込んでナギサを外に出すことには成功するが、戦騎での逃走中、ルイに捕まってナギサを取り返されてしまう。
事ここに及んで、ショウとリョウは自分達がルイに踊らされたと知るのだった。
しかしルイはナギサの保護を約束し、代わりに二人の士官学校中退とアーリーウィングスへの配属を命じる。
二人がこの提案を受け入れ、対日戦線の最前線であるハバロフスクにあるアーリーウィングスの属する基地を訪れるところから、物語は始まる。