リェーフ


【概要】

フォリス帝国製の戦騎。ロシア語でлев。意味はライオン。
非常に高価でデリケートな機体であり、広く流通することはなかったが、一部騎士団では指揮官機として重宝された。

【詳細】

開発元は近江財団系の研究所。型式番号はOE-016。
エースライダー向けの「一流の」機体として、量産性よりも性能を重視して設計された機体。
そのため当然ハイスペックを誇るが、メンテナンス性に問題がある、導入コストが高い、
という問題から実運用は一部に限られた。
それでもそのスペックは優秀であり、ライダーであれば誰もが憧れるような高級機となった。
エース級が操ることを前提に、戦闘能力に限って見れば、新型のカルダーノやカシュマールよりも上である。

【武装】

固定武装として、肩部ガトリング砲を有する。
使用武器は、基本的には、細身の長剣とライフル、盾。
持ち切れない分は腰の脇に格納するシステムも備わっている。
ただし、エース向けの機体のため、ライダーが独自の武装に組み替えることも多かった。

【専用機】

レオナルド

特別な改造・武装はない。
銀十字騎士団という大部隊の総指揮官であるため、実戦で敵機と交戦した記録はほぼない。


ジーン

巨体を格納するためコックピットを拡大するという大規模な改造を行った、文字通り専用機であった。
紋章にも掲げた特注の大斧を振るい、時には総司令官役ながらも、常に自ら前線で敵を薙ぎ払った。
作中で出てくるリェーフは、ほとんどの場面で、このジーンの専用機である。

このジーン機の斧は、宇宙決戦時に一回り大きくなって登場する。(※変更前後のサイズ詳細は未定)
あまりに規格外の重武装に、ショウも無視できず、ツッコミを入れる。
ショウ:いや、何て言うか、でかいっすね。
ジーン:宇宙は広いからな。
→一見ただのボケにも見えるが、ジーンが宇宙戦闘を事件前から意識していたことの証明になる。
理由はイマリ絡みか?→要検討。