ライダーズカード


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【概要】

戦騎のライダーが個々に所持している戦闘データを記録したカード。戦騎はこれと8ケタの数値からなるパスワードによって個人認証を行う。
パスワードロックの有無は自由だが、カード自体がないと戦騎は起動しない。このカードからライダーの戦い方をフィードバックすることで、各戦騎は動きをライダーに最適化させる。
規格は世界共通で統一されており、異なる機体、異なる機種間でもある程度は補助を得ることができるが、メリットを最大限に生かすには同じ機体に乗り続けることが有利に働く。

【詳細】

当然初期データ量はゼロであり、このデータの入っていないカードを特別にブランクカードとも呼ぶ。
機体にロックが掛かってない場合、もしくはロックナンバーが既知の場合、ブランクカードでも搭乗は可能だが、
機体のポテンシャルをフルに引き出すことはできない。
事前の演習等でライダーと機体とを組み合わせてセットアップすることによって、
個々のライダーに戦騎側を合わせることが可能になる。
カード内のデータはバックアップとして物理的に離れた数ヵ所に厳格に保存されているのが常であり、
必要に応じてカードにDLされる。また新規機体開発にも用いられる。

一枚のカードで(系統の違う)多機種の戦騎に乗ると、カードに異なった動作判断基準が混在して記録され、
結果、元々乗っていた機種での動きが鈍くなる(※)、として、これを嫌うライダーもいる。
その場合は、バックアップを用いて、新しい機種の戦騎に乗る前の状態にカードのデータを復元する。

※これを「カードにノイズが入る」と表現することもある。

単に機種交換する場合(旧来の機種には乗る予定がない場合)は、ブランクカードで一から始めるよりも、
たとえ系統が違おうが、自分の使っていたカードを利用する方が良い、というのが圧倒的多数の意見である。