キャラクター / 相互関係 / 竹内良太


キャラクター/相互関係


竹内良太

準主役級として話の柱になる人物の一人であり、また帝国にいて第五部で各所の面子を集めた張本人だけに、ショウ以上に関係者は多い。

リョウサキ

強固な主従関係から一転、第五部では敵対することとなる。
元々、配属される前の時点のデータや噂でサキはリョウを高く買っていたが、その後の活躍はその高い期待値さえ上回るものとなった。
サキは自分以外の人間でリョウを最も「完成された人間」と評価しており、リョウが一夜革命を主導したこともあって、
一人のライダーではなく、戦略を論じる側近として扱う。
この頃のリョウのサキに対する忠誠心は高く、100%であったと言っても過言ではない。
その忠義心はリョウを親友のショウからさえも引き離し、天下統一への原動力となる。
この関係は第四部から第五部の間も続く。蜜月の関係が壊れるのはサキが強硬な手段で不平分子撲滅を目論んだことに起因する。
聖夜の晩餐会で二択を迫られたリョウは、初めてサキの中に眠る覇者としての狂気を知り、自分がその気概に当てられていたことを痛感させられる。
ことここに至り、ようやく「目が覚めた」リョウは天帝の乱でサキと決別し、最大の敵対者として討伐軍を纏めるのである。

リョウミキ

共に初代アーリーウィングスの四大女王の子である。が、直接的な関わりが始まるのはアーリーウィングス入隊以降である。
序盤では力量の差を見せつけ、一夜革命では説得されて同志になり、宇宙決戦では直接対決することになる。

リョウケン

リョウとケンは意外なほど接点が少ない。ショウの右側に立っていたのがリョウならば、左側に立っていたのがケンというところか。

リョウ子龍

第一部で何度か交戦し、互いを良きライダーだと認識する。リョウの手引きで子龍はアーリーウィングスに配属される。


リョウルイ

母子。だがリョウが若くして成熟した思考を持ち、自立した生活を営んでいたこともあって、割とドライな関係であった。
ルイは麻衣ユイに預けっぱなしで、母親らしい側面を見せることは少ない。
むしろショウやケン等、実子以外の若者に気を配り、手助けすることが多かった。

リョウ成田正人

リョウを最大限に評価していたのがサキと成田正人である。リョウの全面を買っていたサキに対して、成田正人はライダーとしての資質を高く評価していた。
そのため、成田正人はリョウの指揮官、エリートコースへの転換を快く思っていなかった。
宇宙決戦では成田正人はその思いの丈をぶつけるが、ライダーとして参戦したリョウには届かず、敗北して負けを悟る。
成田正人がイグニスの破壊に走ったのもこれが一因である。

リョウショウレオナルドジーン

四人の関係について基本的にはショウの項を参照。
リョウはショウ以上に銀十字騎士団と交流を持ち、レオナルドやジーン、伊万里のみならず、ミレイユ・ノレアイリス・リースとも度々顔を合わせていた。

リョウ伊万里藤江恭介

リョウは伊万里のポテンシャルを高く買っており、アメリカ東海岸戦線ではエースとして起用する。が、これは失敗に終わり、ショウはリョウの旗艦まで達する。
宇宙決戦ではショウVS伊万里の一騎打ちを補佐すべく、藤江恭介と対峙し、撃破することになる。

リョウラインハルト

互いに生真面目な者同士、部隊内でも上手くやっていた方である。他の面子が我が強すぎるだけという側面もあるが……。
統一戦役以降も連絡を取り合い、情報を共有し合った。


リョウハインリヒ

リョウは一見軽薄そうなハインリヒの芯の強さを認めており、ハインリヒもまたリョウの実力を認めていた。
最終的には敵対する陣営に属することになるが、個人レベルでは尊敬し合えた関係である。

リョウネロクリスジョゼフ

リョウは統一戦役以降のネロ達のテロ活動に大いに頭を悩ませており、最大の敵と認識していた。
しかしサキと戦う局面になった時、ネロがヒュー・グラント・Jrを通して協力を申し出ると過去のいざこざを水に流し、味方に加えることに成功した。

リョウ

ナギサを我が子のように接していた菫は、リョウから見ると義母のようなものである。
政春の乱に先立って月面にて初めて顔を合わせ、その後匿われる。
一夜革命後も一緒に動くことが多く、アメリカ東海岸戦線宇宙決戦と戦場を共にした。

リョウナギサ

レオナルドミレイユ・ノレに並び、作中で最も安定したカップル。
作中開始以前にリョウとナギサは研究所での出会いをきっかけに恋仲になっており、ショウも友人として応援した。
しかしナギサのテストライダーとしての負荷が増大してきたことでリョウに焦りが生まれ、その隙をルイに突き込まれる。
ルイはショウを通してリョウがナギサを研究所から解放するように動くよう画策し、手の内で踊らせておいて捕縛する。(→渚救出作戦
この失態によってリョウは一時的に「純血の麒麟児」とまで呼ばれた名声を失うが、アーリーウィングス
続いては統一戦役での活躍によって今度は「若き鬼才」と呼ばれるまでになる。
統一戦役終了後には正式に結婚。和己水葉の二子を儲けることになる。(水葉は天帝の乱より後)

リョウトモエ

ミキを通じて付き合う。トモエは序盤の人間関係の潤滑油になる。
しかし政春の乱でトモエが死んでしまったことで、リョウは自責の念に駆られ、サキの覇道に付き合うことを意識する一因になる。


リョウ麻衣

仲の良い兄妹。序盤では麻衣は唯衣と行動を共にしており、リョウと接する機会はないが、
第五部では秘書役として悩める兄を手厚くサポートし、その活躍に大いに貢献した。

リョウ朝霧司(四代目)

聖夜の晩餐会、及びリョウが枢機卿に正式に任命される場面くらいしか描写されない。それ以前にも接点は大いにあったはずであるが。

リョウ大宮政宗

リョウと政宗の関係は複雑である。それはサキの後継者筆頭の争いであった。
大宮家は政宗を第一候補としていたし、アーリーウィングスの支持者の中にはリョウを高く評価した者も多かった。
結果的にはサキの失踪→政宗が枢機卿を継承→収集付かず→リョウが枢機卿を継ぐ、という形でリョウが力量の差を見せつける。
しかし、政宗もこの事実を素直に受け入れ、その後は大人しく大宮家当主として内なる不穏分子の駆逐に当たった。
最終的には役割分担を上手くこなせた好例である。

リョウユーリヤ

最初の接点はロストフ王国攻略戦である。この戦場でリョウはショウとともにユーリヤを狙うが、シードルに阻まれて逃してしまう。
その後接点はなかったが、天帝の乱に際してユーリヤが帝国側に協力を申し出ると、これを受け入れ、互いに世論のイメージ操作に用いた。

リョウヴィルヘルム・テルエリク・テル

討伐軍結成に際して協力を要請し、助力を取り付けることに成功する。
スイスを滅亡に追いやったのはEAUであったため、他のメンバーと比較すると障壁は少なかったと言える。


リョウ黒沢真緒

天帝の乱において日本の代表として動き出した黒沢真緒に対し、リョウは積極的な支援策を打ち出し、味方に引きずり込むことに成功する。
長年対立関係にあった両国の和平交渉は、全世界の平和的統一への第一歩となった。

リョウヒュー・グラント・Jr

リョウが討伐軍を編成していた際、ヒュー・グラント・Jrの方からアプローチがあり、ネロの参戦を仲介される。これを呑んだのがリョウの度量と言えよう。

リョウミレイユ・ノレ

一夜革命以降、リョウは銀十字騎士団との接触回数が増える。
そして銀十字騎士団長レオナルドの許嫁であったミレイユとも面識を持ち、そのたおやかな人柄に敬服する。
ただし、政治、軍事に口を挟むミレイユではなかったので、あくまで付き合いはプライベートに限られた。

リョウ竹内和己竹内水葉

親子である。母親は共にナギサ。和己は続編があれば主人公だが、そこまでは計算していない。
共に物語終盤でも生まれたか生まれていないか微妙なくらいなので、細かい設定はない。

リョウ竹内麻人

実の親子。だが父親は作中では既に故人であるため、触れられることは少ない。