枢機卿として影から初期のオペレーション・ラストレジェンドを牽引した張本人である。
また初代アーリーウィングス騎士団長でもあるため、その方面での部下も多い。
実の親子。政広はサキに期待をかける一方で、保険的意味合いとして成田をオペレーション・ラストレジェンドの実行者として考えていた。
成田が若くして戦場で戦果を挙げたのは事実であるが、それがスムーズに運ぶように手配したのは政広の力である。
成田自身は政広の力に頼る事を良しとも悪くも思っておらず、自然に受け入れていた。
初代アーリウィングス時代の騎士団長と一兵卒。しかしサキの副官に指名するなど、部隊解散後のラインハルトの働きを政広は非常に高く評価していた。
旧四大女王のうちの三人。しかし唯衣は戦線を離脱しており、菫は独立し、さらに美憂には裏切られることになる。
ナギサは政広が進めていたクローン技術の代表的な成功例である。
政広はオペレーション・ラストレジェンドによって、帝位を奪おうとはしなかった。
あくまで一人の臣下として、覇道を貫こうとしたのである。
父親と子供達。しかし教育が悪かったのか、政春を筆頭とした反逆を招いてしまう。
その失態は、サキの追及により枢機卿の座を禅譲することへと繋がった。
長年の宿敵。初代アーリーウィングス時代にも政広はEAUの領土を脅かし、ヒュー・グラントの脳裏に強烈な印象を与えた。
初代アーリーウィングス時代の騎士団長と部下その1。
政春の乱では政広の信頼を裏切って、政春につく。これが理由で、サキは一夜革命後、自ら枢機卿の座を手に入れようとする。
初代アーリーウィングス時代の騎士団長と部下その2。
政広は李少奇を信頼していたが、趙耀邦と同じく、裏切られることになる。
その懐の甘さは、サキが枢機卿の座を迫る一因となった。
紅もまた、政広のクローン研究の成果の一人。
政臣に託したのは政広が政務で多忙になったからである。
政広からすると政親は祖父に当たる。政広の理想は政親にあったと言っても良い。それほど政親の影響力は大きかった。
実の親子。しかし仲はあまりよろしくなく、政広は早々に政重を枢機卿の座から引きずり降ろしている。歴史は繰り返すということか。
政広の最も愛した実弟とその妻。彼らの死により、オペレーション・ラストレジェンドは一時頓挫しかかってしまうほど、政広は政樹に期待を寄せていた。
旧友であり、譲治は政広の右腕として初代アーリーウィングスの活躍に大いに貢献した。
しかしクローン技術をはじめ倫理を後回しにした武力強化に努める政広のやり方についていけなくなった譲治は造反し、EAUへの亡命を図る。
これが見透かされてサキを用いた譲治の暗殺劇へと繋がっていく。
愛人関係にあり、静羽は正人を産んだ。詳細については静羽の項参照。