Seamless Live Migration of Virtual Machines over the MAN / WAN


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INDEX

目的、問題

  • 広域環境でのVMのLive Migration

動機、背景

  • データの移動は実用的でない
    • データの外部への移動が禁止されているかもしれない
    • データセットが大きい場合
  • 負荷分散を行いたい
    • オフタイム(夜とか)には地方のデータセンターにワークロードを集約する
    • Track-the-moon:月の動きにと一緒にワークロードを移動
      • 夜間には、その地域のワークロードは(たぶん)低いから
  • 自然災害、地震やテロからVMを非難させたい

貢献

  • LightPath?を用いた、広域環境でのVMのライブマイグレーション
    • セキュアなマイグレーション
    • シームレスなマイグレーション
  • ローカルストレージのマイグレーションは、未実装だと言っている

提案手法、アイディア、システム


仮定

  • マシンの間は、L1やL2スイッチのみで繋がれる必要がある
    • ルータなどは中継しない
  • 1つのネットワーク上に、1つ以上のDRAC(Dynamic Resource Allocation Controller)が動作している必要がある
    • 複数のDRACが動作している場合は、そのうちの一つがマスターとして動作する

提案手法

概要

sea1.jpg
  1. VM Traffic Controllerは(VMTC)移動先の接続と状態情報を保持する
  2. AAA認証を行い、LightPath?を利用可能な状態にしておく
    1. トークンとして、権限をもらう
    2. このトークンを用いて、LightPath?のセットアップを行う
  3. VMTCは、セットアップを確認したらマイグレーションコマンドを送信
  4. VMTCは、IPトンネルを再構築しVM上で動いているアプリへのコネクションを維持する

セッションの保持

  • マイグレーション前後で、同じIPを使用する
  • 一般的なIPトンネリングを使用している模様....。
    sea2.jpg

提案したものの評価


実行環境

  • 移動元(Amsterdam)、移動先(San Diego)ともに
    • Linux2.6.11上でXenを使用
    • CPU:Xeon(2.80Ghz)
    • VMメモリ
      • dom0:256MB
      • domU:200MB
  • 1Gbpsのネットワークでつなぐ
    • 間にスイッチない
    • Amsterdam-San Diego(RTTで198msの距離)

結果

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sea5.jpg

著者

  • Franco Travostino
  • Paul Daspit
  • Leon Gommans
  • Chetan Jog
  • Cees de Laat
  • Joe Mambretti
  • Inder Monga
  • Bas van Oudenaarde
  • Satish Raghunath
  • Phil Wang

出典

  • Elsevier Future Generation Computer Systems 2006

その他

  • 感想など