日時 2008年03月13日13:00〜17:00 会場 武蔵工業大学3号館4階メモリアルホールAhttp://www2.iee.or.jp/ver2/fms/sys/02-conference/07-08.html
電力線は、機器に電気エネルギーを供給することが主目的であるが、 その同じ電力線に情報を伝送させる電力線通信(PLC: Power Line Communication) システムが存在し、特に、短波帯を利用して最大200Mbpsの高速伝送が可能な 高速PLCが社会的な関心を集めている。 短波帯は電離層で反射されて地球の裏側まで伝搬する特殊な周波数帯のため、 短波放送、アマチュア無線、各種SOS信号等の重要な無線通信システムが 多数存在するため、それとの共存が重要である。 このため、総務省の研究会や審議会等で共存の条件が検討され、 平成18年10月に高速PLCの解禁を容認する答申が官報に公示された。 これにより、高速PLCの実用化がスタートし、同年12月初旬には高速PLCモデムの 国産1号機が販売を開始した。 本フォーラムでは、高速PLCに対して、システムの構成法、漏洩電波の規格値・抑制方法、 国内外の検討状況、各社のサービスイメージ等を総合的に解説している。 従って、高速PLCシステムそのものを開発する設計者ばかりでなく、 高速PLCを利用して各種のサービスを展開しようとしている技術者にとっても 有益であると確信している。
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