総会問答 / ELY07l


実験結果が公開されない

  • 草野氏

2月24日、25日開催の第492回理事会報告を読みますとJARLがメーカー団体であるPLC−Jと共同でJAIAの協力を得て、都内の住宅でPLCの実験を行ったと出ています。その報告の最後に、492回、これがインターネットに載っかっております。インターネットに出ている理事会報告です。それを読みますとその最後に、えー、最後にですね、最後の最後にですね、えー、「アマチュアバンドについては特にさしたる雑音が認められなかった模様だ。」と書いてあります。「アマチュアバンドについては特にさしたる雑音が認められなかった模様だ。」と言う風に書いてあります。ということは「アマチュアバンドでない周波数では雑音が認められる」ということですか? その意味はそういう風になると思いますが、アマチュアバンドではさしたる雑音が認められなかったと書いてあるのですから、アマチュアバンド以外ではどうだったのですか? やっぱり雑音は出てたんでしょ? 違いますか? お答え頂きたいと思います。

  • 根本議長

はい、回答お願いします。

おこたえします。えーと、あの2カ所での実験でございますけれども、まあ、1箇所はいわゆる大田区えー、雑音地域、非常に、ある程度、まあ、商業地域と住宅地域の中間ぐらいですかね、そのような雑音地域でございます。あとは、もう一カ所は都下多摩市内のですね、ここは、まあ非常に雑音が低いということでございます。 で、そういうなかで一応のまあ、あくまでも、実験としてはですね、まあ、あのー、使用する屋内の、いわゆる配電線の状況、その他もろもろによって、あのー、環境によってものすごく変わってくるわけですね、ですから、要は一例としての、実験としての一例でございます。ということは他の、あのー、条件でやれば、さらに変わってくると、いうこともいろいろ考えられます。それだけをお気づきいただきたいと、思います。 で、そういう中で、やった場合にですね。はやり、あのー、まあ、あの、多摩都下状況況では、やはり、まあ、15から20メガの間、あっ、ごめんなさい、28メガぐらいの間ですね、高い方については背景雑音よりもアマチュアバンド以外では出ているということが認められます。

  • 草野氏

はい、わかりました。えー、アマチュアバンドでは問題がなかったと言う意味は、アマチュアバンド以外では雑音があったということだとですね、わかりました。

えー、パナソニック自身、ノイズ漏れが激しいのは十分承知しているんだ。だからこそ、アマチュアから文句が出ないように、それを予防するためにアマチュアバンド、それから放送周波数ですね、日経ラジオですか、その周波数にノッチをもうけて販売したんです。 このノッチっていうのが、あの、皆さん、えー、ごまかしでないかと、ノッチというわれわれノッチフィルターという言いますが、ノッチというのはこういうフィルターじゃないんです。これはですね、アマチュアバンドの周波数を使わないということだけなんです。えー、サブキャリア、副搬送波を、いっぱいこう、無数に立てる、その無数に立てた周波数に変調をかけるんです。そのサブキャリアの周波数をどこにするかは、2メガから28メガ、30メガ帯までどこを使っても構わないとなっています。ところがパナソニックはアマチュアバンドの周波数と日経ラジオの周波数を外したんです。外したから出てこないんです。このノッチというのは、えー、出力電流のスペクトラムの波形を見ると、いかにもそれが切れ込んでいるように見えるんです。だからノッチフィルターっていうような感じがするんですが、決してノッチフィルターではありません。ですから効果が言われているようにノッチフィルターの配線を外せば、また電波が高く強くなるなんていうのは嘘です。えー、使わないから出ないのはあたりまえなんです。アマチュアバンドにノイズが出なかったというのは当たり前なんですよ。 そんな のうてんきなのはんなのかということ えー、JARLが賛成したノイズの強さは、ノッチの他の周波数で漏れている強さなんです。判りますか? 今、森さんがおっしゃったように、えー、5メガから上の方の周波数ではやはり強く出てたんです。そういう強く出てた分が合法なんです。で、その、その強さにJARLは賛成したんです。違いますか? 森さん違いますか? おっしゃってください。

  • 根本議長

森さん

  • 森技研所長

お答えします。私はあのー、今もってこういう風に考えております。要するに先ほどから専務が、あのー、ご回答申し上げたように、それはいわゆる周波数共有問題なんですよ。 ね、で、そういう中で、如何にアマチュアバンドをね、アマチュアバンドを、アマチュアが使うバンドを如何に守るかということなんです。で、従って、あの、皆さん、よく聞いてください。従ってこの、CISPR委員会とか、研究会とか、アマチュアを代表するJARLもでてますし、それから放送を代表する方も出ているわけです。そういう中で皆さんが、あの、決定した事なのでございます。で、従ってそういう中で、我々というのは、ちょっとアマチュアバンドだけは、きちんと守っていこうということで、まあ、PLC−J、その他ともやって、それで、しっかりとノッチを入れてください、ということです。これの背景は何かと申し上げますと、普通の短波放送とか普通の受信機とかありますよね、それよりも、アマチュア無線の受信機というのは非常に感度が良いわけです。よろしいですか?そうすると Quiet Rural とか == Rural とか、そういうレベルでやったとしても、さらに、住宅地の環境で、あの、いわゆる背景雑音がありとしたとしても、やはり、受信機の感度がもっといいわけですから、さらにノッチを入れて、それより影響が無いようにしようと、いうのが最終的に、いわゆる我々は、そういう風に考えて、対処したということでございます。

  • 草野氏

はい、わかりました。

  • 根本議長

草野さん

  • 草野氏

えー、もちろん、あのー、ユーザがいっぱいある中で、えー、アマチュアの周波数もターゲットにされるということを私は、担当者が一生懸命になってやった、というのはよくわかります。えー、苦渋の決断だということもよくわかります。しかしながら、ノッチを入れろと言うことは法規には書かれておりません。えー、''先ほど森さんがおっしゃられた事は間違っていると思います。ノッチを入れろと言う条項はどこにもありません。 CISPR委員会でもそんな話し合いは一切出てきませんでした。それは森さんが、自分でいまそう思われただけなんです。正式に決まったものじゃないんです。ですから、もし、ノッチを入れると言うことが規則できまっているのだったらどこにその規則があるのか教えてください。''

草野さんのおっしゃるとおりです。どこにも、あのー、規制はございません。ですから、我々は、そういうことが、実際に、あのー、実現して頂きたいということでPLC−Jともきちんと実験と積み重ね、何回も月に1回、2回と会合を重ねて、で、PLC−Jで加入しているところについては、必ず、ノッチを入れるという約束まで取り付けております。

  • 草野氏

はい、わかりました。 はい、PLC−Jの団体は良いでしょう。PLC−Jに入っていない団体はその規制は効きません。そういうお願いはできません。既に韓国からは、えー、CNC-1000 という光ネッツの製品が入ってきております。ここなんかでもノッチの効き方は非常に緩いです。 入れなくたっていいんですから。ね、入れなきゃ合格にならないことじゃないのですから。私は、情報開示請求をして、パナソニックコミュニケーションズの、一番最初のときの、情報公開で免許内容を取り寄せてみました。どこにもその、ノッチの周波数はありません。 それで合法なんです。その、そのレベルが合法なんです。大変な問題ですよ。 理事会の、理事の皆さん、それを承知の上で賛成したんですか?  で、そんなことを知っていたんですか? 実際のこと知らなかったんじゃないですか? 知っててやったんだとしたら大問題だと思いますよ。ちょっとぐらい良いだろう。みたいな感じでやっちゃったんですか? 専務理事のお話を、そんなものまあー、そうやっていろいろと一生懸命やって来たんだから、まあ、任せて良いなぁ、まあ承認する、ただ、そういったことで認めちゃったんでしょう。よくわかんなかったんじゃないんですか? ここでは、実際問題では大変な問題だったと、

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