総会問答 / ELY07g


PLC賛成の意見書は理事も武藤さんも知らなかった

それでは次にまいります。 昨年8月19日のハムフェア会場で私はJA1UT林理事、JA8CDT加藤理事に「JARLが電波監理審議会にPLC賛成という意見書を提出したことを知っていますか?」と聞きましたら、お二人とも「そんなことは知らない」えー、ああいう、あの意見書が出たということは見たこともなく初めてだと言う風にお答えになりました。賛成の意見書の提出は8月7日の日付です。7月15日、16日の第488回理事会終了後3週間経っています。また、8月19日のハムフェアまでは12日間もあります。事前にも事後にもこの賛成の、役所に提出する賛成の意見書は周知する時間が十分あったことになります。ところがこの意見書を見た人は事前になかったのです。ハムフェア会場で開催された技術シンポジウムでPLCの講演をしたJARL電波環境委員の JH5ESM武藤さんも「そんなの知らなかった」と言っておりました。*1 肝心の電磁環境のPLC問題に中心的に取り組んできた武藤さんが「その書類を見ていない、そういうことは知らない」と言ってます。このときのシンポジウムは海江田専務もおられましたからずいぶん揉めたことはご存じだと思われます。録音も残っております。 非常にみっともない話です。えー、一部のごく、本当に、といいますと理事も知らないのですから、電磁環境の中心的なメンバーの武藤さんも知らないんですから、これはごく一部の間で賛成を決めて、これを秘密にし続けたことは明白です。【会場内拍手】

PLC賛成については、いつ、誰が、どこで、どのようにして決め、作成し、提出したのか、その上で他の理事や電磁環境委員に知らせなかった、その理由をお聞きしたい。

【会場内拍手】

理事会で決めていいことを決められないものなのか、理事会は決してオールマイティではありません。会長も決してオールマイティではありません。理事会の議案として上程し審議の上で結果を議事録に残すことが組織の常識です。これはそうしないと後日、担当者が変わったときにいきさつが全く判らなくなってしまいます。えー、ですからPLC賛成について誰がいつどこでどのようにして決めたのか、まずはっきりして頂きたい。これはこの議事録、総会議事録に載ります。お答え頂きたいと思います。

いわゆるですね、ある、一点をとらえてですね。えー、ここで、賛成、ですからそういう意見を決まったというようなですね、とらえ方をされておられますけれども、実際にはですね、CISPRの委員会の結果、それからそれを、また10dBおさえるとかですね。そういったことについては全て理事会にご報告をしてですね、了承を得てですね

【会場内、誰が議案を作ったんだと聞いてんの!!】

議案を出した上でですね、了解を得て決めておるわけです。ですから、それをですね、了解を得て、そのままですね、審議会に出たと、それから答申が出たということでございますので、賛成というか、その最終的な結果を了承すると言うことでですね、後は意見をお出しをしたということでございますまして、単に、その、そのー、流れと言いますかですね、その方針というのは理事会でご了承を得ている、ということで、出しておる、ということです。

【会場内、答えになっていないじゃないか】

  • 根本議長

客席の方静かにしてください。 *2

(すいません。(笑)、そうだと思ったら応援してください。

  • 草野氏

黙って静かに聞いている必要はないんです。みんなが参加しているんです。別にラジオを聞いているわけではないんです。(笑)

はい、判りました。まあ、あのー、私の聞いた話に対してお答えがない、いま、あのー、傍聴者の方からも聞きましたけども、えー、答えになっておりません。いつ誰がどこでどのようにして決めたのか、決めたときの、おー、参加人員は誰なのか、誰と誰なのか、はっきりして頂きたい、組織なんですから、話し合いで決めちゃったんじゃダメなのです。

【会場内、拍手、 そうだ!!】

自然にできあがっちゃったんですか? 【会場内、大笑い】

お答えします。理事会はですね。あの、それにつきましては、もちろん総会でですね、PLCに対しては妨害がでないように対応します、ということで事業計画にのっけて、それを元に、理事会が、まあ執行人の方が対応しているわけです。ただし、理事会もですね、えー、これも委員会というのがございます。まあ、いろいろな、委員会がございますけども、理事会のて助けとして力のある方々に加わって   ==ぼそぼそ話して聞き取れない!!==  対策を検討してもらうと、それから動きに対してですね、分析をしたり、技術的な・・ (中断)

  • 草野氏

いや、さっきから私が聞きたいことは誰がどこでどういう風にして聞いてたんですよ。 その答えを出してください。そうすると議事録にちゃんと載りますよ。

【会場内、ざわめく】

まあ、理事と言いますが、私というのはなんですけども、えー、委員会と、会長、私、それからもろもろが (草野氏、もろもろではわからないですよ!!) それ相応の意見をまとめまして、提出をしているということでございます。

  • 根本議長

はい、答弁終わりました。

  • 草野氏

答えになっていないと思います。えー、電波監理審議会に出した 、事前の準備書類、これを見れば、会長の署名捺印、それから海江田専務理事の署名捺印、それからまあ、これは仕事でしょう、これは仕方がないんですが、えー、技術課長の、技術所長の森さんの署名捺印、3名があります。これは公文書です。これは正式に電波監理審議会に出した文章です。その中に、えー、意見の省令案のところに、えー、「賛成します。」「原案に賛成致します。」って書いてあるのです。「原案に賛成します」と、なお、それに速やかに措置して頂くようにお願い致しましたと書いてあります。でも、根本的に原案に賛成しますとというように書いてあります。 この、この書面は出す必要はなかったのです。

【会場内、そうだ!!】

これ、この書面を総務省から出せと命令されましたか? 出すようにと要望が来ましたか? こういう聴聞会があるよと、利害関係者の聴聞があるということは公報で出しました。私もその公報を読んで知ったんです。だからですね、準備書類を大急ぎで(出して)、出したんです。あれは誰でも、例え100人でも200人でも意見を述べることはできるんです。でも、公報を毎日毎日読んでいる人なんかあんまりいません。ところが公報はちゃんとインターネットに出ます。毎日官報は出ます。ですからよーく読んでいるとそういうのが出てくるのが判ったのです。私は、自分じゃ判りませんけれども、そういう風のがあるよと教えてもらったんで大急ぎで出したんです。JARLは玉眞さんという広報*3がおり業務で知っているんでしょう。 で、意見書を出したんです。これは出せって命令されたわけではないんですよ。

で、なおかつですね。準備書面が届いた分を見ますと真っ先に賛成して出したのはJARLなんです。 

【会場内、笑い】

8月7日付で出したのは一番上の人はJARLなんです。その後私は11日にですね。 ぎりぎり、締め切りぎりぎりに出しています。もう明日になったらダメという日に出しました。真っ先に賛成して差し出したんですよ。そんながっかりするじゃないですか。

【会場内、笑い】

この、JARLの賛成という書類が出てきたときには本当にびっくりしました。 だからこの書類をハムフェアの会場に展示して署名活動を始めたんです。 で、この書類を知っていますかと林理事と加藤理事に聞いたら「そんなの知らない。見たことがない」と言っていました。それだけなんです。では、その書面を作ったのは海江田専務理事と原会長、それから技術所長の森さん、3人だったわけですね。他にいましたか?

【会場内、】

んまあ、あの、それはおっしゃるとおりでございます。 *4

  • 草野氏

はい、判りました。

【会場内、大きな拍手】

えー、それでは、ごく3人で、なおかつ、えー、この結果については知らせなかった。 そういうことを、まあ、判りました。ですからここで他の理事は知らないということです。

えー、私は、 なんか興奮しちゃって。。

English TopPage


これまでの訪問者 2086 名様


本日 1 名様
昨日 0 名様
現在 2 名様

メニュー

使い方

目 次

違法行為

監査指導員

国試対策

情報の源

通常総会

PLC問題

投票場所

質問(FAQ)

掲示板(BBS)

削除依頼

開設者より

避難所

無線板住人(AA集)


更新履歴

最新の20件

2024-03-07 2024-03-02 2023-12-15 2023-11-15 2023-11-04 2023-09-15 2023-08-28 2023-08-14 2023-07-17 2023-03-26 2023-03-13 2023-02-11 2023-02-02 2022-09-04 2022-06-29 2022-06-17 2022-04-10

人気ページ

今日の20件


訪問者数

  • counter: 2086
  • today: 1
  • yesterday: 0
  • online: 2

online:は5分平均値


Total: 58.2 MB
text: 5.8 MB
attached: 52.4 MB

(メニューの編集)


*1 この後、8月23日の電波監理審議会の意見陳述を受け「委員として『Quiet rural(静穏な田園地帯)以下のレベル』を主張できなくなった」ために辞任届を芳野委員長及び原会長あてに提出している
*2 あいまいな答弁をする専務理事に注意せずに会員に注意を行った。
*3 JARLの広報を担当している職員の名前と思われる。・・確認中
*4 今回のPLC問題に関係した一番の謎が明らかになった。今後JARLから公開される議事録にはこのことが明記されなければいけない。