総会問答 / ELY07d


いまからでもJARLはPLCへの反対表明をして欲しい

次に裁判で国は「電波に関することは電波管理監理審議会に持ち込むのが法令で決められている。だから提訴は却下せよ。」と主張しています。さらに国は「JARLがPLCに賛成しているんだから」というふうな理由を持ち出して原告の主張を退けている。 まったくこれはですね。じだんだを踏む思いです。 「JARLが賛成したから」と言っているんです。えー本当にこんな悔しいことはありません。 国のこの反論をJARLはどのように感想を思っているのでしょうか? えー当然だと我々は賛成したからと思うのでしょうか? えー今日から5日の25日後に裁判の判決がでます。えー門前払いになる見込みです。これは敗訴ではありません。我々はマスコミを通じ社会に「PLCには何か大きな問題がある、何か変だなぁ」ということを知らせることができたのです。えー門前払いになったとしても悲観はしていません。最初から電波管理監理審議会に行ったのであればマスコミは全く報道しなかったでしょう。本当にごく一部の動きでおしまいになっていた。どこの新聞も取り上げなかったでしょう。ですから裁判に訴えた効果はいっぱいあったわけです。 えー特に電波監理審議会に異議申し立てを行い4日後の5月24日には異議申し立ての審議が始まります。我々はこの審議においてJARLに参考人として来てもらい「PLC賛成は間違いだった、反対」と述べてもらいたいと心から願っていますがこれについてはどうしょうか? 【会場内大きな拍手】

えーとですね、まず、えー、草野さんはですね「JARLが賛成したから」というような表現をされましたけども、総務省の弁明と言うか答弁にはそういう風には書かれていません。JARLは参加したと、JARLは参加していたと3カ所ぐらいに見られたと思いますけども、PLCそのものはですねJARLが賛成した、PLCに賛成した。だからですね、えー、いやJARLが今度反対したからできないJARLが賛成したからできないというものではないと思います。これはやはり共存状況をいかにするかということの検討ですから、えー、そこでですね、両側やはり、反対なわけですよね。アマチュア側も反対なわけでございます。それからPLC陣営側も反対なわけでございます。私は審議をずっと見ておりましたけどどちらも反対です。それで何度もやりまして、足かけ5年ですか、始まってからですね、そういうことで対社会的にもですね非常にこのように長く検討してですね、1つの結論というものを出さなければならないということになってですね、やはりお互いやっぱり我慢をしたわけですね。ただ、それをやってですね、えー、まあ妨害が当然あればそれをまた見直せとかですね、そういう付帯条件が付いておりますね。あの、慎重に許可をしろ、それからもう一つはとにかく妨害が出たときにはその対策を、体制はしっかり整えておく、それから必要があったら見直しなさいということがございます。ですから我々はですね 賛成とか反対とかいう  もともと最初から共存条件の検討の中に入ったわけでございますね、ですから、これはもう普通に我々がほったらかしてですね、えー、反対だから、反対と言ってその中に入らないと一番、やる方の都合のいいPLCができるということで、えー我々はできるだけおさえるようにと、確かに、ベストな満足は得られませんでしたけども、それでも非常に厳しい、案になったとおもっています。えー、まあ今後もですね、責任を持たないということではございませんで、えー、これによってですね妨害が、まあ、あのー出た場合には当然対策をしなければいけませんし、また、それでもなかなかということであれば見直しの要求をしなくちゃいけないということでございまして、まあ、あのー、そういう所にですね 、出ていろいろと審議をしてまわった訳ですから、今後もですね、やはり責任があるということで対応をするということでございます。ですから「賛成した」というようなですね、 ちょっと、あのー、担当としてその検討には加わりましたけれどもそれでそのですね、最後の条件というものは、まあ、あの、了解いたしたというかそれで省令を出したという事情でございまして是非ご理解をいただきたいと思います。

【会場内、逃げるな!!】

  • 根本議長

答弁、終わりですか。(海江田専務理事、はい)

  • 草野氏

えー、いま専務理事は「賛成したとは言っていない」そういう風に、あのー、言葉尻をとらえましたが、内容を読めば JARL JARL JARLって来ています。 JARLが賛成したんだと、JARLが認めたんだということをげんかに書いてあったんです。 あれをJARLが賛成していないんだという言葉を使っていないんだという、そういうのは逃げです。【会場内、そうだ!!】誰が読んでもJARLが賛成したというようにしかとれません。【会場内、大きな拍手】国もそのように書いているんです。まったく、あの、おかしな話です。えー、JARLが責任を持つということについてはいまお聞きしました。責任を持ってもらいましょう。

【会場内、そうだ!!】【会場内、大きな拍手】

JARLは初期の e-Japan計画にはPLC解禁問題が出たときには大きな危機感を持って活動し、阻止、阻止活動では多くの会員と精力的に携わって来ました。JARLの活動に対し私は十分に評価しております。本当にJARLにはありがたかったと思っております。平成17年1月に始まった、まあ、いわば第二次PLC問題で、でもJARLは当初アマチュア無線界を代表し反対の立場を取って活動してきました。私は、その、共存研究会が始まって以来、東京ですから、えー、その都度、必ず傍聴して、メモして参りました。 えー、芳野先生が中心となって、技術課長森さんも含めて大勢の方が熱心に反対運動をしておりました。えー、ところがですね、JARL総会やJARLニュースでも反対、それから阻止という危機感を持っているという風に強調して会員に説明して参りました。 だったら我々は本当に頼りがいがあると思ったから、会長からも本当にいろんな情報を個人的にいただきました。ですからそれまでは非常に感謝しております。評価しています。

ところがですね。最後の最後になってJARLが突然PLCに、これは賛成なんですよ。会長は「PLCには反対だけれども法案に賛成したんだ」こういう風に言っているんです。同じ事なんですよ。 【会場内、笑い】 「我々はPLCには反対だ、だけれども法案には賛成したんだ。」こういうことでずうっとあちらこちらで説明しておられます。 これは同じ事なのです。賛成は賛成なのです。そういう風に転向してしまったということを聞いているのですね、まさか、なぜか、驚いている。本当にそう思います。 ここにいる方達もまず同じだと思います。 【会場内、大きな拍手】 なぜ、方向を変えたのか、 その理由を聞かせてください。法案に賛成したんだ。それは仕方がないんだと言うことではなくてもっと納得できるような転向理由を聞きたい。お聞かせ頂きたいと思います。

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