従事者制度の再編成 - Amateur Radio Wiki

「アマチュア無線技士無線従事者制度の再編成の要望案」であるべきものを「再編成案」とはいかがなものであろうか。このまま普通に捉えれば、この方向で近く資格制度が変わると予想してしまうのは必然。試験制度を緩和するようなものを事前に出してしまうという意味を九州の理事は理解しているのだろうか。こういう「案」は変更される直前、少なくとも実施までに実際の試験が行われないという条件で公にされるべきものだ。ＪＡＲＬと総務省の関係は誰でも分かっている。　ＪＡＲＬが事前にこのようなものを公表するということはそれなりの裏づけがあってのことと誰でも思ってしまう。「要望案」ならちゃんと堂々とそのように明示して公開し、ＣＷ試験との関係もあるのだからアマチュアからの意見も聞くべきだろう。もし、前回のＪＡＲＬ総会の決議を経て理事会がまとめるのなら、こういうことここそ隠密裏に総務省と念入りな打ち合わせを行い、情報管理を徹底すべきもの。

このようにあたかもＪＡＲＬが決めればそのまま再編成が行われるようなことを匂わせる書き方は大問題となるだろう。ＪＡＲＬがアマチュアの利益を考えて従事者制度の再編成を望むことは意味がある。　しかし、このような形でその動きがリークされるとなると今後の総務省との交渉においてもいろいろな雑音を生じて問題になってしまう。

私も、常々日本のアマチュアの資格制度には疑問を持っていたが、それも次第に改善されつつあり、さらに規制緩和の方向に向かうことは歓迎すべきだと思う。今のように、９９％がメーカー製の無線機であり、その性能も格段に進歩している現在４つもの資格に細分化しておく制度に合理性があるのだろうか。

もし、このリークがＪＡＲＬの正式な要望であったとすれば、今回のリークで総務省の対応に変化が生じないことを願うばかりだ。このリークのおかげで再編成が先に延びることだってあり得る。

こうなった以上、ＪＡＲＬとしては正式に「要望案」として全文を公表すべきだろう。そして、九州本部のような不適切な記述は直ぐに訂正すべきと思う。

(7/25) 週末（７／２４－２５）は外出などで九州地方本部のＨＰを見ることが出来なかったが、今朝（７／２６）に覗いてみたらこれに関する記述が一切消されていた。　それもこんなものが存在しなかったような扱いだった。こういう姿を見てもＪＡＲＬという組織の内情が読み取れる。　一度書かれたものは完全に消すことなどできない。　ちゃんとその経緯を説明して処置すべきだっただろう。このような対応が更にＪＡＲＬに対する不信感を増大させることさえ気がつかない地方本部長というのだから呆れてしまう。今からでも遅くないから九州地方本部のＢＢＳにある書き込みに対して真摯に答えるべきだろう。台風はじっとしていればいつかは過ぎ去るが、一度植えつけられた不信感は消えることはない。

(7/27) 今度はＢＢＳに書かれていた質問なども削除された。ＪＡＲＬ九州地方本部の対応には本当に呆れてしまった。　やはり、アマチュア無線にとって不要な団体だということを自らが行動で示しているところがさらに寂しい。まともなアマチュアならＪＡＲＬという組織には関りを持つようなことはしなくなるでしょうね。やはり、ＪＡＲＬはせっせとＱＳＬの転送だけやっていてくれればいい。余計なことをするからアマチュアのマイナスなってしまう。

（７／２８）毎日がビックリだ。　朝起きて九州地方本部のＢＢＳを見にいったら全てが削除されて停止状態になっている。　昨日書いた私の文章も消されている。予想していたこととは言え、組織が会員の純粋な問いに答えもせずこのように逃げ回るかのような態度をとって会員がついてくるとでも思っているのだろうか。１に早とちりの情報アップ、２に意味不明な回答と削除そして３についにＢＢＳの閉鎖ときた。この顛末は衆人の目に晒されてしまった。　九州地方本部のこの醜態は消えることなく多くのアマチュアの脳裏に焼き付けられたことだろう。　今のＪＡＲＬの実態をアマチュア無線家に知らしめるのには十分なアクションだと思う。これでまた、多くのアマチュア無線家がＪＡＲＬに見切りをつけて去っていく。

（７／２８）ＪＡＲＬのその筋の人と話をした。　今回の内容は公式には一切無い話であり、非公式な場でＣＷとの関係から雑談などで出た話題に過ぎないとのこと。　その内容も書かれていたもののような具体的なものではなくいくつかのケースを想定して会話があっただけのもののようだ。多分その場に九州本部長もいたのだろうが、公式な内容と非公式な内容の区別もつかないのでは困ったものだ。　そして、その「情報」を持ち帰って九州の役員会などの席上で話題にしたのだろう。問題は、九州地方本部の対応のまずさだ。　自分達の情報から波及した質問などを全てＢＢＳから削除し全くそんなことなど無かったようにする非常識極まりない対応には呆れてしまう。この責任は当然九州地方本部長にあるもので、ここまで問題を大きくしてしまった責任はちゃんととらなければ収まらないだろう。　私は地方本部長、理事を辞任して当然だと思う。

（７／２９）依然として何の回答もそして釈明も無い。　まさか、このままダンマリを続けるつもりなのではないかとさえ思えてくる。　過去にもＪＡＲＬという組織はこういう事態になるとダンマリ作戦を展開してきたことはある。２ちゃんねるばかりではなく他の掲示板、そしてＷＥＢにもこの問題がアップされるようになってきた。ＪＡＲＬ九州地方本部の行動を善意に解釈しようとしてもこのようなダンマリではどうしようもない。問題は、次第にいろんな噂が出たりして話に尾ひれがついて大きくなることだ。　２ちゃんねるあたりにはまことしやかな情報が流れ出しそれに反応して総務省にまで問い合わせが増えているのではないかとさえ思える。　　この問題の一義的責任は九州地方本部にある。　多くのアマチュアが納得いく説明をできるだけ早く行わなければ大きな汚点となり、アマチュア無線家のＪＡＲＬに対する不信をさらに増大させ、ひいてはアマチュア無線の凋落をさらに加速させることになる。このままにしておくと、そのような「案」が実際に存在しアマチュアの理解を得ずにＪＡＲＬ独自で動いているとさえ勘ぐられることになる。ある意味ではもはや手遅れかもしれない。　何故かと言えば、単なる早とちりであるならば即座に謝罪と訂正ができたはずなのに、これだけ時間が経過するということは回答されてもそれにさえ何か隠されたものがあると思われてしまう。　台風１０号は巣鴨から急に進路を西に向けて九州方面に向かっている。　台風はじっとしていればいずれは遠ざかる。　しかし、この資格制度台風は過ぎ去ることなく時間と共に次第に大きくなってことを知るべきだろう。

(8/5) 依然として公式な説明も何も無くダンマリ状態だ。ＪＡＲＬという組織はいつもこのように都合が悪くなるとダンマリ作戦となる。　今の時代にこのようなことが通用するとでも思っているのだろうか。　もはやＪＡＲＬの存在意義さえ感じられない。　多くのアマチュアもきっと同様に思っていることだろう。　そして、今ＪＡＲＬの会員になっている多くの人はＱＳＬの転送のみしか期待していないだどう。　それに対するコストが年７，２００円は高すぎる。　年間で差し引き８，０００人もの会員数が減少している。　新規入会もあるだろうから推定１２，０００－１５，０００人もの会員が退会しているのだろう。当然、ＪＡＲＬの執行部の人間達はその意味さえ知ろうとはしないことだろう。こんな組織に清い心の青少年が入ってくることなど期待できない。　また、アマチュア無線そのものも青少年から相手にされないだろう。　こんな組織なら一日も早く消えてしまって欲しいと思う人は多いことだろう。　　その結果、アマチュア無線そのものが廃止されるようなことになっても仕方がないことだろう。　何しろ、ＪＡＲＬが青少年の心を掴むことが出来ないのだから。私も諦めた。　私も、アマチュア無線廃止運動を推進する立場に組したくなった。