無免許運用、無届け(違法)リピータ等の不正運用が益々ひどくなっています。これ
に関して、監査指導体勢に対する不満が聞かれました。
過去、評議員会や、支部大会等で入手した断片的な知識ですが、監査指導委員の権限
および、監査指導委員会がどのように運営されているかに関して、お知らせします。
不正運用に関して、他から監査指導委員にもたらされた情報が、まず事実かどうかを監
査指導委員本人が確かめなくては次の行動ができません。これは、第3者からもたらさ
れた情報が、全て事実である保証は何も無いのですから、それを鵜呑みにして軽々しく
警告を発することなどできないでしょう。
例えばオーバーパワー、どうやって確認したらよいでしょうか?
監査指導委員には、それを確かめる権限が何も無いのです。しかし、監査指導委員とい
う公式な立場ですから、本人の了承を得ずに勝手にシャックに上がりこんで使用リグを
点検したり、などということは「JARL監査指導委員」という肩書きであれば余計に
できません。
違法リピータが運用されている、ということが確認できても、誰がどこに開設している
か、などを確認することは、合法的には極めて困難だろうと思います。
ですから、監査指導委員に違法局の取締を期待すること自体に無理が有ると思っていま
す。ほとんどの監査指導委員は、自分に許された範囲内で対応していると聞いています。
少なくとも入手した情報は、監査長には報告されているはずです。
1/3エリアでは違法局が余りに多く、少ない監査指導委員では対応できる限界を超え
ているように思います。
報告に基づいて調査をするといっても、自前の費用でやらなくてはならず、また何の権
限も無いため、皆さんが期待するような結果は得られ無いことが多いと思います。監査
指導委員の権限を把握した上で、無理な要求と過度の期待をせず、出来る範囲(インタ
ーフェア対策の相談等)でしていただくしかないんじゃないでしょうか?
私は、監査指導委員会として、「認定点検業者」の資格をとっていただき、JARLが
測定機を備え、監査指導委員の中から資格のある方に、会員に限り電気通信管理局に代
わって200W以上のアマチュア無線局の検査をして貰うことは出来ないだろうか?と
常々思っています。JARLとして測定機を揃え、資格を持った指導委員に貸し出して
検査が行えれば、土日であっても検査が可能でしょうし、検査をするわけですから大手
を振って無線局に立ち入ることが出来ます。検査と同時に色々指導も出来ますし、受験
する方にも費用、日時の面で有利な点が有りますので、受け入れられると思うのですが
実現できないでしょうか?
監査指導委員の方から、生の声をお聞かせ下さい。
これまでの訪問者 1258 名様
本日 1 名様
昨日 0 名様
現在 10 名様
online:は5分平均値