2007年6月29日
総務省は29日、ずさんな出納管理で施設使用料の滞納や労災年金の過払いなどが増えているとして、全省庁に対して改善策を実施するよう勧告した。
同省行政評価局が2005年12月から06年3月にかけて、省庁と地方出先機関など195機関を抽出し、施設使用料などの管理状況を調査した。
厚生労働省では、死亡した労災年金受給者の遺族から届け出がない場合でも労災年金の支払いを続けていたケースがあったと指摘。受給者の生存確認に住民基本台帳ネットワークを活用して改善するよう求めた。
このほか、(1)国土交通省の出先機関が道路の使用料を滞納している業者の使用許可を更新(2)総務省の総合通信局がアマチュア無線の電波利用料滞納者に免許を更新 −などの事例を示し、両省に許可や免許の取り消しを検討するよう求めた。
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