これは以下の記事のコピー&ペーストです。
http://www.sankei.co.jp/news/061113/kei004.htm
松下電器産業は13日、家庭の電源コンセントにつなぐことで高速インターネットに接続できる電力線通信(PLC)用のアダプターを12月9日に発売すると発表した。総務省が10月に省令改正し利用解禁したもので国内での製品化は初めて。面倒な配線や設定が不要なことに加え、無線LAN(構内情報通信網)よりも通信範囲や速度が向上することが特徴だ。新たな通信サービスがまた1つ実用化される。
PLCは電気を運ぶ電線に、文字や画像などを乗せて送る技術のこと。海外では屋外の電線もPLCに利用し、電線を引くだけで高速ネットができるが、日本では屋内限定での解禁のため光ファイバーやADSL(非対称デジタル加入者線)に加入する必要がある。
松下では、親機となるアダプターをネット回線に接続し、電源コンセントを通じて子機にパソコンをつなげれば、ネット接続できる。最大15台まで子機の接続が可能だ。価格は親機と子機のセットで2万円前後、増設アダプターは1台あたり1万3000円前後で、量販店などで発売する。
理論上の通信速度は無線LANの約4倍の最大毎秒190メガビットと高速なことに加え、壁などの障害で通信が途切れる心配もない。パソコン以外の用途も幅広く、「ホームネットワークの本命とみている」(松下幹部)。
松下の国内PLC市場予測では平成22年に990万台に拡大。外付けアダプター以外にあらゆる電化製品に搭載される見込みだ。14日には関西電力など中部以西6社の電力系通信事業者が共同で事業計画を発表し、NECや三菱電機、NTTも近く参入する計画だ。
(11/13 20:28)
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