これは以下の記事のコピー&ペーストです。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/infotech/22160/
「CEATEC JAPAN2006」では、家庭の電源コンセントを使って、高速インターネットが楽しめる「電力線通信(PLC)」の関連機器が注目を集めている。4日に総務省令改正で国内解禁されたことを受け、出展各社のPRにも熱が入る。
松下電器産業は米国で今年3月に発売済みの小型PLCモデムを展示。今月中には欧州で発売するほか、国内では年内にも2万円前後で発売する。米国では4〜9月に約2万4000個が売れた。家電内蔵用のモデムも開発済みで、この試作モデムを組み込んだ家庭用のネットワークカメラも参考出品し、脚光を浴びている。
三菱電機は、工場などでLAN(構内情報通信網)を構築できるシステムをアピール。新たな配線が不要のため、需要が見込めるという。NECも通信事業者向けのPLCモデムを出品。家庭用・業務用合わせて、5年後に200億円の売り上げを目指す。
会場では、松下電器やNEC、住友電気工業などメーカーや電力各社、商社などでつくる「高速電力線通信推進協議会」のブースも開設され、業界をあげて取り組む姿勢を打ち出した。
PLCは競合する無線LANより高速で、電力線を使うため新たな配線工事も不要。ネットからパソコンで取り込んだ画像をテレビに送ってみることなどが手軽にできる。
また、無線LANが壁など障害物に遮られやすいのに対し、PLCは電源プラグさえあれば屋内のどこでも使える。
通信速度は理論上は毎秒190メガ(1メガは100万)ビットで、50メガビット強の無線LANを大幅に上回る。
松下電器子会社のパナソニックコミュニケーションズの宮崎富弥・PLC推進室長は「日本の家庭には平均約50個の電源プラグがあるので、PLCは爆発的に普及する可能性がある」と意気込む。
<ビジネスアイ>
2006/10/06 10:27
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