install-next


gentoo-Linux-install-next

install後の設定前に

  • よくあることですがファイルをいじってdefaultが分からなくなります
  • なので作業記録と設定ファイルは常にbackupしましょう
#mkdir /backup
#cp file.conf /backup
#script /backup/report
はじまって
いろいろ作業していく
作業が終わったら
#exit
で終了、reportを見てみましょう

make.confにCPUをあわせる

  • 自分の環境を簡単に知りたい人は以下を
#emerge genflagsk
#info2flags
CHOST="i686-pc-linux-gnu"
CFLAGS="-march=pentium3 -O3 -pipe -fomit-frame-pointer"
CXXFLAGS="-march=pentium3 -O3 -pipe -fomit-frame-pointer"
  • これで設定ができますね、バイナリ互換が必要なら -C オプションを指定しましょう
  • 注意:コンパイルオプションにはいろいろと指定できますが、逆効果なものもあります
  • gccに対してCPUごとに適した設定が必要です
  • ある程度のlinux経験者で古いPCに最適化させたいのなら以下を参考にがんばりましょう
  • GNUのgccmanual楽しいヒトには楽しい
  • こちらはgcc3.2用コンパイルオプション

portageの更新

  • sync先のサーバは日本にしましょう
SYNC="rsync://rsync.jp.gentoo.org/gentoo-portage"
GENTOO_MIRRORS="http://mirror.gentoo.gr.jp \
http://gentoo.oregonstate.edu/ \
http://www.ibiblio.org/pub/Linux/distributions/gentoo" 

まずportageを更新します

#emerge sync

これは、アップデートされるであろうシステムの一覧を表示します。

# emerge -up system

これは、必要なシステムのアップデートを行います。

# emerge -u system 

worldでパッケージのアップグレードを行います

# emerge world

この後必ずetc-updateでシステムのマージをします

# etc-update

対話的ツールなのでヘルプを参考にしながらそうぞ、BSDのマージマスタ経験者なら分かるはず

emergeを使えば自分の欲しいツールはだいたい取得できる

emerge syncパッケージ情報の更新
emerge nameインストール
emerge -s name検索
emerge -p nameパッケージの状態を表示
emerge -v name-pと合わせて使う。パッケージが使うUSEフラグも表示
emerge -C nameアンインストール
emerge -k nameバイナリパッケージを使ってインストール
emerge -c name古いバージョンを削除
emerge -u nameパッケージの更新
emerge -B nameバイナリパッケージの作成のみ
emerge -b nameバイナリパッケージの作成をしつつインストール
emerge -e nameパッケージを依存パッケージも遡ってコンパイル
  • アプリケーションのinstall とupdate
#emerge apache
#emerge -u apache(update)
#emerge unmerge apache(uninstall)
  • 便利なオプション(installしないでバージョン情報を確認)
#emerge -pv apache
  • 確認のためのオプション(installもuninstallもしない)
#emerge -p -u apache
  • なるべく日本のgentooミラーを使いましょう

役立つユーティリティ

Gentooユーザのみなさんによって作成されたいくつかのユーティリティが、あなたの人生をより楽チンなものにしてくれます。これらのユーティリティはGentoo Portageツリーの中のapp-admin/gentoolkitの中にあります。

  • etc-update : 環境変数EDITORに設定されたプログラムを使用して/etcファイルのマージングを支援するシェルスクリプト(正しく使わないと危険)
  • qpkg : パッケージ・データベース検索ツール
  • epm : RPMのような文法を持つもうひとつのパッケージ・データベース検索ツール
  • ebbuild : 自分で作成したパッケージをCVSに登録してみましょう
  • 以上本家より

マスクされたパッケージとは?

多くの人々は、emerge -u worldを実行したとき、なぜ新しくリリースされたはずのパッケージが含まれていないのかについて興味を持つようです。その良い例がxfree-4.3.0(これを書いている時点のバージョン)です。もしあなたがemerge syncに続いて、emerge -u worldを実行したら、xfreeは更新対象の候補として挙がってはいないでしょう。これはなぜでしょうか?

その理由は、ある特定のパッケージは「マスク済み(masked)」としてマークされているからです。それはつまり、あなたが明示的にアクションを起こさない限り、それらのパッケージは自動的にアップグレードされることも、インストールされることも無いということです。マスク済みパッケージのインストールを可能にする方法について知りたければ、 Gentoo Forumsの中にある Masked Package FAQを訪問してみてください。

  • 以上本家より

make.confを編集

  • gentooではemergeの際にmake.confを参照してUSEフラグを取得しているようです
  • 以下はXでkdeを使い日本語入力にkinputとcannaを使用しmuleやcupsなどを使う例です
USE="cjk nls canna mule X x86 qt kde -gnome -gtk cups -alsa arts cdr mozilla
usb trutype samba emacs ipv6 jpeg kerberos mbox mysql opengl perl 
ruby usb  xface(sylfeedのみ)"
  • コマンドラインから指定するなら
  • # emerge -pv mod_php とすると設定できる USE 変数一覧が出る

これを利用して # USE="出力結果" emerge パッケージ名 とかする

kdeでデスクトップ環境

最初にxfreeをemergeしましょう

# emerge xfree
  • かなり時間がかかります(出勤前がベストです)
  • 設定前に
    • ビデオメモリサイズ、ビデオカードのチップ、モニタの解像度やメーカ名、水平・垂直同期周波数を調べておきましょう。
  • pciの周辺機器など
    #lspci
  • で確認してみましょう。

Note: もし 印刷のために CUPS を使うつもりなら、KDE の emerge を行う前に、/etc/make.conf の USE 変数に "cups" と記述してください。また、コマンドラインから USE="cups" emerge kde と打っても同じことを行えます。完全な CUPS のインストールに関する説明は、Gentoo Print Guide を参照してください

でemerge終了したらsource /etc/profileして

#XFree86 -configure 

すると/root以下にXF86Config.newができます

#cp XF86Config.new XF86Config
#emacs XF86Config
  • でモニタ解像度などを調節しましょう
  • xf86cfgでもよいです
# mv XF86Config /etc/X11/
# startx (xinit)

Ctrl+Alt+Backspaceキーでコンソール画面に戻りますよ

# emerge kde
  • さてお風呂に入って寝ましょう
  • で起きたらさっそくコンソールから
# source /etc/profile
# kdm
  • 次にkdeがうまく立ち上がったらboot時にkdmを使用します
# vim /etc/rc.conf
			
Code listing 3.6: /etc/rc.conf -- DISPLAYMANAGER のセット
# What display manager do you use ?  [ xdm | gdm | kdm ]
DISPLAYMANAGER=kdm
  • 起動時にxdmがあがるように設定
# rc-update add xdm default
			
  • systemを停めてもよいならrebootしましょう
  • Window managerはkdeだけではありません
    • twmも軽くてよいですよ、あとは以下参照
    • おすすめはタブ化されている fluxbox もいい。

Note : http://www.gentoo.gr.jp/jpdoc/WindowMaker.xml

kde環境で日本語入力したい

  • まずは必要なものをemergeする
# emerge canna kinput2 kterm
# rc-update add canna default
  • cannaの設定(ログ)
# nano -w /etc/conf.d/canna 
CANNASERVER_OPTS="-syslog -u bin"
  • kinput2で入力できるように

    # nano -w /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Kinput2

最終行にあるコメントをはずして(有効にして)、上書きで保存。

*OverTheSpotConversion.UseOverrideShellForMode: True 
  • フォントパス追加(cjkしていれば引っ張られるはず)
# nano -w /etc/fonts/fonts.conf
<dir>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/truetype</dir> 
  • フォントきゃっしゅを更新する
# fc-cache -fv 
#reboot
  • 再度立ち上がってきたら自分の環境設定
  • .bashrcに追加(わたしはsource .aliasとして.aliasファイルを作成してそこに指定してある)
export XMODIFIERS="@im=kinput2" 
export LANG=ja_JP.eucJP 
  • .xinitrcに追加
#!/bin/sh  
kinput2 & 
startkde
  • startxでkdeに入りCtrl+Oで入力できる
  • おつかれさま

Xでの日本語キーマップの設定

  • /usr/X11R6/lib/X11/xkb/以下にあるX0-config.keyboardを編集
Rules                    =      "xfree86"
Model                    =      "jp106"
Layout                   =      "jp"
MouseKeysCurve           =      0
  • XF86configも設定が必要以下の部分を編集
Section "InputDevice"
       Identifier  "Keyboard0"
       Driver      "keyboard"
       Option      "XkbRules" "xfree86"
       Option      "XkbModel" "jp106"
       Option      "XkbLayout" "jp"
EndSection
  • これでX-windowでも日本語キーボードのレイアウトが有効になります
  • USでもかまわない古きSunOSなれの人には関係なし
  • あっ一応フォントパスも追加しておきましょう
FontPath     "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/truetype"

kde3.1.4の日本語表示

  • どうも標準では英語だけのようですdebianではkde-i18n-jaを当てたと思ったので
#emerge kde-i18n
  • とすると何か指定しろと言われるのでebuildを見てみるとjaを選べばよいようなので
# LINGUAS="ja"  emerge kde-i18n
  • これで後からデスクトップマネジャーで日本語に変更しましょう
  • 常に16ビットでの表示をさせる為に/etc/X11/xdm/Xserversに
:0 local /usr/X11R6/bin/X -bpp 16
  • としておく

manを日本語化しよう

  • jlessは入ってますか?
# emerge app-i18n/jless-iso254
  • ただしgentoo依存関連はありません
#emerge manpages-ja
  • invalid device 'nippon' と出る人はgroffが日本語未対応です
#emerge -u groff
  • してみてください
  • .bashrcに
export LANG="ja_JP.eucJP"
export PAGER="jless"
MANPATH="/usr/share/man/ja:/usr/share/man:/usr/local/share/man:/usr/share
/gcc-data/i586-pc-linux-gnu/3.2/man:/usr/X11R6/man"
export MANPATH
export LESSCHARSET="japanese-euc"
#set-alias
alias less="jless"

emacsからcannaを使えるように

  • まずは必要なものをemerge
USE="canna" emerge tamago
  • /.emacs に以下の記述を加えることが必要

;;tamago setting
(setq canna-hostname "localhost")
(setq default-input-method "japanese-egg-canna")
(global-set-key "\C-o" 'toggle-input-method)
(toggle-input-method nil)
;;Japanese
(set-language-environment "Japanese")
(set-default-coding-systems 'euc-jp-unix)
(set-keyboard-coding-system 'euc-jp-unix)
(set-buffer-file-coding-system 'euc-jp-unix)
#teraTarm(使う人だけ)
(set-terminal-coding-system 'iso-2022-jp)
;;他
(display-time)                           ; 時刻表示
(line-number-mode t)                     ; 行数表示
(column-number-mode t)                   ; 桁数表示
  • Ctrl+Oでたまごが起動、モードラインに「あ」とか表示されます
  • 会社などで複数userに同じ設定を反映させる時は私の例では
  • /usr/local/configfile以下にemacsファイルを作成して上記の内容を書いておきます
  • 次に~/.emacsには以下を書いておくだけ、/etc/skel以下に.emacsとして保存
(load "/usr/local/configfile/emacs")

canna の辞書追加もしくは変更

/etc/canna/dics.dir.d/00canna.dics.dir と /etc/canna/default.canna を修正する。
/var/lib/canna/dic/canna/dics.dir を直接修正してはいけません。

anthyとjmodeの設定

  • Anthyの場合(USEにはemacs入れてね)
# emerge anthy
  • emacs で使う場合は .emacs に追加
;;;; Anthy
(set-language-environment "Japanese")
(load-library "anthy")
(global-set-key "\C-o" 'anthy-mode)
(setq default-input-method "japanese-anthy")
  • xim(jmode)

xim で使う場合は jmode-anthy をインストールして ~/.xsession などに

export XMODIFIERS="@im=jmode"
/usr/bin/jmode &
  • xim(uim)

    #emerge app-i18n/uimをして ~/.xsession などに

export XMODIFIERS="@im=uim"
/usr/bin/uim-xim &

を書き加える。

詳しい事は Anthy Wikiuim Wiki などを参考に。

辞書がほしい


パッケージ管理と便利なもの

  • gentooではgentoolkitを使用してますrpmとかdpkgみたいなもの
# emerge gentoolkit
# qpgk -l
  • でemergeでインストールしたものを確認してみたり(dpkgとタイプしそうになる)
# qpkg -f	net-www/mozilla *
  • としてmozillaパッケージに依存しているファイルを見ることもできます

Muttでmailを読んでみる

  • mewやwonderlustもいいですが外出先から手軽にteraTarmで読めるmuttを紹介します
  • まずはemergeします
emerge mutt
  • 次にMAIL環境変数を~/.maildirにします
$nano -w ~/.bashrcなど
MAIL="~/.maildir"
export MAIL
  • 次にmuttとタイプします
$mutt
  • これで読めるようになったと思います
  • 次に既読messageを移動するファイルを指定します
  • これは~/.muttrcで指定できます
  • デフォルトでは/etc/mutt/Muttrcが設定ファイルです
  • ここに~/.muttrcを見にいくように以下を追加
#default-user-profile
set alias_file="~/.muttrc"

*Menu

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