ネットワーク非同期イベントについて

マルチプレイ

ネットワーク非同期イベントについて †

ここではネットワーク機能を使用するときにトリガされるサブイベント"ネットワーク非同期イベント"について説明をします。

ネットワークイベントは、ネットワークトラフィックの発生によりトリガされるもので、ネットワーク関数にリンクしています。 このイベントは特別な変数"async_load"にds_mapとして結果を格納し、その情報はネットワークイベントのタイプによって異なります。

共通の情報 †

次のキーは、受信したすべてのネットワーク関数に共通したもので、つねにasync_loadのマップに存在します

• "type": ネットワークイベントのタイプで、これは下記の定数をいずれかを有します。
• "id": ソケットID（network_create_server()またはnetwork_create_sokect()?関数により返却されるID)
• "ip": ソケットのIPアドレス（文字列）

"type"の値は以下の3つのいずれかになります

定数一覧 †

接続・切断 †

"type"が"network_type_connect"または"network_type_disconnect"イベントである場合、async_loadのマップは以下の追加のキーを持ちます。

• "socket":このキーは接続・切断のソケットIDを保持します

データの受信 †

"type"がデータ受信となるイベント"network_type_data"である場合、以下のキーを持ちます

• "buffer": これはイベントによって生成されたユニークな「バッファID」です。"grow"タイプのバッファで1byteアラインとなります。このイベントの以降のすべての関数で使用するIDとなります。ただasync_loadのマップのように作成されたバッファは、自動的にこのイベントの終了時にメモリから削除されます。詳細はバッファについて?を参照してください
• "size": これは受信したバッファのデータサイズです

注意 †

async_load変数のマップはこれらのイベント開始時に作成され、すべての他のイベントでは値はすべて「-1」となります。このイベントにより作成されたバッファは、このイベントのみ有効で、イベントが終わったときには開放されます