記述の集積 / シャルマキヒュに関する記述


hatena:シャルマキヒュ

概要

Ssarmaquihue

古き神。女神。透徹せしシャルマキヒュ。

特に戦ごとに長ける。

万能の瞳を持つが、争いの中で片目を失い隻眼信仰?を生じる。

画家オウィ・K・トカームの描いた『猫頭のシャルマキヒュ』は有名。

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ヌト語で表される神名

9 名前: 言理の妖精語りて曰く、 投稿日: 2006/02/23(木) 13:43:31

たとえばシャルマキヒュは明らかなヌト語だし、パンゲオアンが古代ジャッフハリム語であることも疑いようがない。

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神名の発音

2 名前: 言理の妖精語りて曰く、 投稿日: 2006/05/31(水) 18:12:45

シャルマキヒュ女神の名の発音は東に行くに従って、
シャルマキヒュ→スァールマキフ→サルマクー→サルマキ(ヒメ)
と変化する。

by 紀神に関する記述スレッド 2

古き神の中で特に戦に長けた者と言えば・・・

4 名前: 言理の妖精語りて曰く、 投稿日: 2006/02/21(火) 23:59:58

古き神の中で特に戦に長けた者と言えば、
すぐさまシャルマキヒュとアルセスの二柱が挙げられよう。
念のため注しておくと、この二柱は他の神に必ずしも力で勝るわけではない。
しかし両神については争いにまつわるエピソードの例が著しく膨大であるため、
数の上の問題からそのような印象が生じたのである。

共に戦神として崇められるシャルマキヒュとアルセスであるが、
両者にはその信仰の性質に若干の違いもある。
シャルマキヒュは主に神々同士の争いでその力を発揮した。
南東からの脅威の眷属に果敢に立ち向かい、
最も多くを下したと伝えられるのは他ならぬシャルマキヒュである。

一方アルセスは好んで世界各地を歩いた神であり、
行く先々で大小の喧嘩争いを制している。
自ら喧嘩を吹っかけるようなことはあまりなかったアルセスであるが、
相手の側がそれを許さなかったのである。

こういった両神の性格の違いもあって、
シャルマキヒュが主に信仰されるのは軍隊に属す兵士たちであるのに対し、
アルセスが信仰されるのは奔放な喧嘩人や冒険者である。
ゼダ公爵家のサイクロプス・クラウドがシャルマキヒュを信仰し、
希代の冒険者ナプラサフラスがアルセスを信仰していたことなどは、この象徴的な例であろう。

 (クリープ・フェーン『神話』)

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シャルマキヒュの性格

211 名前: 言理の妖精語りて曰く、 投稿日: 2006/04/03(月) 13:01:27

猫はむしろ煽る側だ。 猫の同属であるシャルマキヒュの性格を考えるとよい。

212 名前: 言理の妖精語りて曰く、 投稿日: 2006/04/03(月) 19:53:21

戦いと争いによって人類を成長させようとする彼女は、まさに猫どもの女神と呼ぶにふさわしい。

by 一行記述スレッド 211-212


シャルマキヒュの娘達・戦乙女ジャスマリシュ

263 名前: 言理の妖精語りて曰く、 投稿日: 2006/04/29(土) 22:30:35

戦乙女ジャスマリシュは女神シャルマキヒュの娘達。
戦場ではいつも猫を模した兜をかぶっていたそうだ。

by 一行記述スレッド 263

隻眼信仰

【隻眼信仰】

女神シャルマキヒュを崇める人々は、隻眼の人物を高貴な者として敬った。とりわけ右のまぶたに裂傷を持った若い女性は、ジャスマリシュの化身として大いに尊重された。彼女らは勇敢な戦士として先陣に立ち、人々を導いたとされる。シャルマキヒュの加護を受けた彼女らは天の上に目があるかのように自在に敵を捉え、大勢に囲まれても決して恐れることがなかったという。

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シャルマキヒュを由来とする慣用句

52 名前: 慣用句 投稿日: 2006/03/02(木) 23:44:05

「シャルマキヒュの目を持つ」という慣用句があります。
戦闘狂とか血に酔っ払っているとか、そういう意味です。
シャルマキヒュは万能の眼を持っていましたが、これを戦闘にだけ使いました。それで邪悪な神と思われたのでした。

by 一行記述スレッド 52