コラム / テキストエディタ / 2


コラム/テキストエディタ


新規アプリケーションの開始

新しいアプリケーションに取り掛かる前に,ソースファイルを格納するためのディレクトリを作成しておきます。

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te01.png

C:\Program Files\Borland\Delphi6\Projects ディレクトリの中に TextEditor? というディレクトリを作成してください。

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新規プロジェクトを作成します。

te02.png

各アプリケーションは「プロジェクト」として表されます。Delphi を起動すると,デフォルトで空白のプロジェクトが作成されます。すでに別のプロジェクトを開いている場合には,[ファイル|新規作成|アプリケーション]を選択して新規プロジェクトを作成します。
新規プロジェクトを開くと,Delphi では,以下のファイルが自動的に作成されます。

Project1.dprプロジェクトに関連付けられたソースコードファイル。これはプロジェクトファイルと呼ばれます。
Unit1.pasプロジェクトのメインフォームに関連付けられたソースコードファイル。これはユニットファイルと呼ばれます。
Unit1.dfmプロジェクトのメインフォームに関する情報を格納するリソースファイル。これはフォームファイルと呼ばれます。
te03.png

各フォームには,それぞれ対応するユニットファイル(Unit1.pas)およびフォームファイル(Unit1.dfm)があります。フォームをもう 1 つ作成すると,2 番目のユニットファイル(Unit2.pas)およびフォームファイル(Unit2.dfm) が自動的に作成されます。

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te04.png

[ファイル|すべて保存]を選択して,ファイルをディスクに保存します。[Unit1 に名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されたら,

TextEditor? フォルダに移動します。
Unit1 をデフォルトの名前(Unit1.pas)で保存します。
プロジェクトを TextEditor?.dpr という名前で保存します(実行形式ファイルの名前は,プロジェクト名に拡張子 .exe を付加したものになります)。

te05.png

[ファイル|すべて保存]を選択すれば,いつでも作業を保存することができます。
プロジェクトを保存すると,Delphi はプロジェクトファイルなどの追加ファイルをプロジェクトディレクトリに作成します。このようなファイルには,TextEditor?.dof(Delphi オプションファイル),TextEditor?.cfg(環境設定ファイル),および TextEditor?.res(リソースファイル)があります。これらのファイルについて気にする必要はありませんが,削除しないようにしてください。

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