コラム / Delphiをおしゃべりにしよう!


コラム

目次

概要

TextToSpeech?を使った読み上げソフトを作ります。
WindowsXPにはアメリカ人がプリインストールされています。
Windows9x/ME/2000、もしくは日本人をインストールしたい場合は
Microsoft Speech - Speech SDK 5.1 for Windows® applicationsからダウンロードできる。
日本人をインストールすると英文の発音がおかしくなるので要注意だ。

TTextToSpeech?をインストール

ActiveXオブジェクトなのでいつもの手順でインストールしてくれ。

ttt2.png

このクチビルがでれば成功だ。

ttt1.png

コンポーネント配置

図のように配置してください。

ttt3.png

MEMOコンポーネント「Standard」→「Memo」(左から6番目)
BUTTONコンポーネント「Standard」→「Button」(左から7番目)
TextToSpeech?コンポーネント「ActiveX」→「TextToSpeech?」(たぶん右のほう)

しゃべらせる

ボタンを押すとしゃべるようにする
Buttonをダブルクリックして次の一文を挿入しよう

TextToSpeech1.Speak(Memo1.Text);

これで完成だ!


使ってみる

ttt4.png

MEMOに好きなことばを入れてBUTTONを押すだけだ
アメリカ人をインストールしてると日本語は読めない。
読ませたい国の人をインストールしておこう。

英単語を無理やり日本語に聞こえるようにする方法もある。
たとえば「能登かわいいよ能登」は「no to cow wow wee yo no to」だ。

以上で終了です。

ダウンロード

完成品のソースと実行ファイルです

#ref(): File not found: "ttt.zip" at page "コラム/Delphiをおしゃべりにしよう!"

命令一覧

Speak(文字列)

文字列をしゃべらせます。

StopSpeaking?

おしゃべりを止めます。


Pause

中断

Resume

Pauseで中断したところから再開

Rewind

巻き戻し

AboutDlg?(hWnd: Integer; const title: WideString?);

バージョン情報を表示します。
第二引数の文字列はウィンドウタイトルになります。
例)

AboutDlg(Form1.Handle,'VipQuolity');
version.png

LexiconDlg?(hWnd: Integer; const title: WideString?);

例)

LexiconDlg(Form1.Handle, 'VipQuolity');

ユーザーが発音の登録をするダイアログを表示します。

LexiconDlg.png

IsSpeaking?

おしゃべり中かチェックできます。 黙っているときは0を、しゃべっているときは0以外を返します。

プロパティ

visible

mouthpng.png

trueでクチビル表示。 声にあわせてリップシンクします。 falseで非表示になります。

コメント

  • すげえwこんどやってみるwwww -- ぬーぬー 2006-02-10 (金) 19:26:31