新規プロジェクトを開くと,Delphi ではデフォルトでプロジェクトのメインフォームとして Form1 という名前のフォームが表示されます。このフォームにコンポーネントを配置して,ユーザーインターフェースや他の部分を作成します。
フォームの横に表示されているオブジェクトインスペクタを使って,フォームおよびフォームに配置したコンポーネントのプロパティの値を設定できます。プロパティを設定すると,それに応じて Delphi は対応するソースコードを保守します。オブジェクトインスペクタで設定した値を設計時設定と呼びます。
オブジェクトインスペクタ内で,フォームのデフォルトのキャプション「Form1」を表示している Caption プロパティに「Text Editor Tutorial」と入力します。フォームのタイトルバーに表示されるキャプションが変更されることに注目してください。
フォームにコンポーネントが何もなくても,〔F9〕を押せばフォームを実行できます。
Form1 の設計時表示に戻るには,次のいずれかの操作を行います。