初心者向けピアノ講座 / 練習する曲を決める


練習する曲を決める

初心者の方には、「弾いてみたい曲・簡単な曲 + 練習曲」の構成がオススメです。以下、練習曲・簡単な曲・弾いてみたい曲の3つに分けて具体的な説明をします。

弾いてみたい曲

あの憧れの曲が弾きたい!!クラシック、ゲーム、アニメ、J-pop、などなど… これが弾けたらいいな、と思う曲はありませんか?そういう曲が目標に入っていると、やる気も続くというものです。

バイエル併用○○、バイエルでも弾ける○○、かんたん○○〜、などなど 初心者の方でも弾き易くアレンジした楽譜は色々あります(あるはずです)。楽譜売り場で店員さんに聞いてみたり、周りの詳しい人に聞いてみても良いでしょう。ちょっと時間と苦労がかかるかもしれませんが、好きな曲が弾けたときの喜びは格別なものです。

因みに、楽譜を選ぶときには、少々高いですがCD等の音源付きを選ぶ手もあります。音源があると練習する曲のイメージは湧きやすいので、楽譜が苦手な場合でも曲の雰囲気がつかみ易いかもしれません。

因みに、各曲毎に丁寧な解説が付いていて(練習法も書いてあるものもあるとか)、音源付きの楽譜の場合は、とりあえずその楽譜だけ買って練習するという手もアリです。

簡単な曲

弾いてみたい曲の他にももう少し弾きたい・憧れていた曲が思っていたよりも難しい場合もあると思います。こういう場合には、やはりバイエル併用○○、バイエルでも弾ける○○、かんたん○○〜、こどものための〜、などの曲集を利用してみるのも良いでしょう。

練習曲(教則本)

※注意:ここから先の情報の信憑性は低い恐れがあります。

難しいフレーズを自分が思うとおりの表現でミス無く弾くためには、自分の指の効率的な動かし方を掴んだり、指自体を鍛える必要があります。無味乾燥ですぐ効果が出るものではありませんが、塵も積もれば山となって、長くやっていればいる程にあなたの演奏の自由度が飛躍的にアップしていくはずです。

しかし困ったことに、教則本には種類も多く、種類ごとにも様々な本があります。そして正直に言うと筆者はあまり詳しくありません。

1から10まで全部ググってください というのも何ですので、「とにかく毎日指を鍛えるのが大事」という観点から、簡単な列挙と紹介のみでも以下に書いておくことにしようと思います。

  • バーナム リトルピシュナ ハノン バイエル ツェルニー100番の練習曲
  • バスティン メトードローズ etc.

これら教則本には、鍛える指の動きが書いてあるものと単に小曲の集合であるものがあります。筆者の知ってる範囲では、前者の代表的なものにハノン・リトルピシュナ、後者の代表的なものにはバーナムやバイエルが挙げられます。とっつき易さでは後者の方がオススメかもしれません。

いずれにせよ、本気で練習するなら師事する先生が指定するでしょうし、身近に色々ピアノについて聞ける人がいない状況で無理に手を出す必要は無いのかもしれません。